Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 岡本

  読了日：2020/11/29

  信長と信忠の死後、混乱する織田家が中心となった9巻。上杉、長宗我部、一条、安芸一向宗の問題は解決し、九州も一旦落ち着きを見せる。次巻では織田家を倒し、いよいよ関東へ。全国統一が見えてきた朽木家だが、あとがきにもある通り怒涛の刊行ペースでWEB版に追いつく勢い。来年も新刊の発売を心待ちにするばかり。

• ナギ

  読了日：2022/01/26

  やはり先に四国を平定しましたね。東では徳川蘆名が上杉対策に動く中、織田領は朽木が制する事が出来るのか？九州の島津も黙っていないでしょうし、物語としては秀吉をどのタイミングで加入させるかに悩んでそうですね。秀吉はチートみたいなもんですからね。敵に回ると家康、秀吉と史実の天下人を敵に回す事になるのでその方が物語としては面白そうではありますが主人公がしんどいか。

• こも　旧柏バカ一代

  読了日：2020/11/21

  織田信長が死亡したら徳川家康が独立した。豊臣秀吉は未だに木下藤吉郎だし、地位が低いためまだ台頭してこれない。織田信長の息子達は何方が家督を継ぐのかいがみ合うばかり。そのせいで織田家はボロボロ。そのせいで四国と九州を侵攻しようとしていた朽木家は東側も警戒しないといけなくなる。そして、何処が織田家を取り込むかで戦国時代の状況が変わってくるが織田の跡取り候補の三介、三七郎は馬鹿な事をしてばり。そして北条家を滅ぼしたが、、諜報部門の風魔達は朽木家に自身を売り込んで来た。これで八門、甲賀、風魔が朽木家に参入した。

• すがはら

  読了日：2020/12/27

  家康はやはりタヌキか。そう言えばこの作家さんはお市の方が嫌いなんでしたっけ。家康の妻になっても悪女な書かれ方です。個人的には小田原城好きなのでこの世界では北条が生き残るのかと期待してしまった分落胆が大きかった。まあ、小説中で歴史改変はしても、基本的に時期の前後はあれ滅ぶ奴は滅んでおかないと後の流れを考えるのが大変ですものね。仕方ないけど。朽木の跡取りの頑張りが健気です。このまま弥五郎がうまく育ってくれると良いのですが。朽木の目指す天下はどんな世の中なのか早く読んでみたいです。

• さとうはるみ

  読了日：2022/12/24

  秀吉さんはいい弟と妻を持った。いざとなれば百姓に戻ろう、お米の作り方も野菜の作り方も教えますぞ、なあに元に戻るだけではありませぬかどこまでも某はついて行くなんてなかなか言えない。損得関係なく着いてきてくれる家臣など得たくてもなかなか得られない。この言葉に私まで肩の荷が降りた。苦悩する秀吉さんは本当に人間らしくて素敵。弟はこんな秀吉さんも好きなのだと言うのだからいいなあ思う。この巻の徳川は怖い。が、主人公が言う通り、間違いなく武略だ。表裏比興の者という言葉がぴったり。弱いからなのだ。

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