甦りと記憶

奇跡のサバイバル！不滅のユダヤ精神が語る。アウシュヴィッツ囚人番号Ｂ‐９４の著者の奇しき生涯が証言する。民族の命運は救われ、祖国イスラエルも甦った。世界最大の悲劇を通して、明らかになる歴史の真実！「ユダヤ民族は必ず生き残る。如何なる苦難な道を歩もうとも、私達は希望を失わない」

目次 : ポーランドを訪れる決意/ 平和だった頃/ 生きているのか死んでいるのか/ プワシュフ収容所の恐怖/ 地獄への移送列車/ アウシュヴィッツの医師/ 新しい人生へ/ 生きのびたとは信じられない/ 癒やされない心の傷/ 郷里の現実に胸痛む/ 「お前らの神は今どこにいる？」/ 国を守る誇り/ 生き残りの気概

【著者紹介】
イジク・メンデル・ボルンシュタイン : １９２４‐２００８。ホロコーストの生き残り。ポーランドのシュチェコチニ出身、第２次大戦勃発後、６つのナチ強制収容所とアウシュヴィッツからの死の行進を生きのびる。戦後パレスチナに移住し、イスラエル国防軍に奉仕し、建国に尽くす。１９８２年に米国へ移住。２００４年ポーランド訪問

アグニエシュカ・ピスキエヴィッチ : チュチェコチニ出身。ポーランド、チェンストホヴァの元高等学校英語教師。２００７年にボルンシュタイン一家による、生まれ故郷のユダヤ人記念事業に参画、シュチェコチニ・ユダヤ文化祭を共催する。２０１２年、ポーランド・ユダヤ人遺産保存に関する業績に対してイスラエル大使館およびポーランド文化国家遺産省より感謝状を受賞。イスラエル在住

滝川義人 : ユダヤ、中東研究者。１９３７年生まれ、長崎県諌早市出身。早稲田大学第一文学部卒業。前イスラエル大使館チーフインフォメーションオフィサー。中東報道研究機関ＭＥＭＲＩ日本代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）