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小説 サイダーのように言葉が湧き上がる 角川文庫

イシグロキョウヘイ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041091401
ISBN 10 : 4041091403
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan

Content Description

コミュニケーションが苦手でいつもヘッドホンをつけている男子高校生チェリーは口に出せない気持ちを趣味の俳句にのせていた。ある夏の日、矯正中の大きな前歯がコンプレックスだという人気動画主の女子高校生スマイルと出会う。2人はバイト先のデイサービスでフジヤマさんが失くしてしまったという想い出のレコードを探すことに。チェリーとスマイルの距離は急速に縮まるのだが―。監督自らが書き下ろしたノベライズ!

【著者紹介】
イシグロキョウヘイ : アニメーション監督、演出家。神奈川県出身。アニメ制作会社「サンライズ」に制作進行として入社後、2009年に「FAIRY TAIL」で演出家デビュー。フリーランスに転身後、14年に「四月は君の嘘」で初監督を務める。以降、「Occultic;Nine‐オカルティック・ナイン‐」(16年)などTVアニメシリーズで監督を歴任。「サイダーのように言葉が湧き上がる」が、初劇場作品にして、初のオリジナル作品ともなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 瀧ながれ

    映画の紹介で、俳句が出てくると聞いたので購入。高校生男子が作るような俳句がうまく配置されて、青春だねえとニヤニヤしながら読んだ。ショッピングモールの中に高齢者施設があるというのが、わたしには驚きで(実在するのかしら?)、脱走する老人が登場する場面だけで心臓がヒュンとなった。熱中症の場面とか、老人との関わりのあたりで、引っかかるところはあったものの、若者の一夏の冒険と恋なんてのの物語としては、おもしろかったです。主人公の俳句は、タイトルも好きだけど、《向日葵や「可愛い」の意を辞書に聞く》が印象に残りました。

  • うさぎ

    【初読・珍しく買ったばかり】読み終えると表紙の挿絵が誰だか分かるのはとても楽しいです。珍しく[俳句小説]なのかと思ったけど、王道の[純愛青春小説?]でした。お話しのど真ん中を刺し貫くチェリーとスマイルの恋愛事情。その回りをおもちゃ箱のようにガチャガチャと事件にはならないくらいのエピソードがまとわりついて展開していく…という印象でした。俳句の面白さはちょっと入ってきにくかったかな?

  • えつ

    チェリーが働いてるモール周辺や、馬伏山とお城も地元が舞台になっていたので、これは読まないと!観ないと!ってことで、まずは小説から。 ラノベ感覚であっという間に読める。 夏を感じられる作品!そして、これぞ夏の恋!って感じのお話。あー、高校生っていいなって思える。 映画楽しみだなぁ…。

  • yamakujira

    アニメ映画を監督自身がノベライズ、失礼ながら文筆家じゃないので文章は拙いけれど、ラノベらしく読みやすいからいいか。内気な男子高校生と動画配信アイドルの女子高生の、うぶな恋物語は、若者と俳句という取り合わせがおもしろいし、「サイダーのように言葉が湧き上がる」ってタイトルはチェリーの心情を表す若者らしい句だと感心する。でも、現代俳句って親しみやすい反面、単なる会話に季語を足しただけのようで、情景描写の味わいは皆無だな。「青葉闇理由を知りたいだけなんだ」「夕虹や君に言いたいことがある」とかね。 (★★★☆☆)

  • リース

    これも映画を楽しみにしてたので前情報無しで読みました 起承転結わかりやすかったと思います ストレートな恋にニヤニヤしながら読みました(笑) ラスト!もうちょっと!見せて!

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