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イザベラ・バ-ドの日本紀行 下

イザベラ・l・バード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061598720
ISBN 10 : 4061598724
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

北海道へ到達したバードは、函館を起点に道内を巡行、当地の自然を楽しみ、アイヌの人々と親しく接してその文化をつぶさに観察した。帰京後、バードは一転、西へと向かい、京都、伊勢神宮、大津等を巡って、日本の伝統文化とも触れ合う。発展途上の北海道と歴史に彩られた関西―そこで目にした諸諸に、時に賛嘆、時には批判、縦横に綴った名紀行。

目次 : 蝦夷に関するノート/ 蝦夷の旅の行程/ 東京に関するノート/ 伊勢神宮に関するノート/ 京都から山田(伊勢神宮)往路と、津経由の復路の行程/ 日本の現況

【著者紹介】
イザベラ・バード : 1831〜1904。イギリスの女流旅行作家。イギリス王立地理学会特別会員。1881年、結婚によりビショップと改姓。世界の広範な地域を旅行し、その旅行記はどれも高い評価を得ている

時岡敬子 : 福井県生まれ。上智大学外国語学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hiro

    明治11年、道は悪く、蚊や蚤がいる現代の日本人ではきっと耐えられないだろう日本の田舎を、英国人の女性が通訳のイトウをつれただけで、東京から日光、新潟を経由し東北地方を縦断して北海道まで旅した旅行記の下巻。差別的で現代では使えない言葉も多く登場するが、当時の日本人のすばらしいところもきっちり書かれていた。梅雨の時期だったので大雨による災害に出くわすこともあり、昔から日本は災害が多かったということ改めて知る。奈良の鹿せんべいなど思いがけないものも登場し、当時の日本を知ることができる貴重な旅行記だ。

  • うえぽん

    明治10年の日本を1400マイル陸路で旅した英女性旅行作家が妹に出した59通の手紙の記録等をまとめた書。他の情報源とも照合し、蝦夷など西洋人未到の地から京都、伊勢等の歴史を重ねた地まで人力車や馬で巡り、動植物や文化に係る豊富な知識を基に、時に赤裸々すぎる表現で、実体験した自然、衣食住、衛生、習俗、宗教・倫理観等を描写。伝道、食べ物・料理、蝦夷、東京、伊勢神宮については特別にコラム化して関心の高さを示す。最終章の日本の現況は短く明治初期の政治経済をまとめており、割と客観的な明治政府の政策の評価が観察できる。

  • Makoto Yamamoto

    このシリーズは文字が小さい為か、慣れないためか読了するまでに時間がかかりました。明治初期の日本の風景については、歴史小説で読んだり日本史で学んだ程度で、現実がどうだっか分かりませんでした。 今回は江戸⇒日光⇒新潟⇒北海道⇒神戸⇒京都⇒奈良⇒伊勢神宮と凄い距離の旅行記でした。 必ずしもイザベラさんの言葉に納得するわけではないですが、当時の日本をよく記録してもらったと感謝です。

  • ヨーイチ

    下巻は蝦夷と関西、伊勢神宮。後書きで「アイヌへの差別表現」への配慮がなされているのが今風。別にそれ程酷いとは思わないが。矢張り蝦夷が面白い。色々勉強になった。著者は開拓使とアイヌの関係を「他の国に比べると寛大である」と見ている。これはアメリカとの比較なのだろうか。文字を持っていたら別な存在になっていた筈だ。義経神社なんて不思議な物も。「未踏の地」で温泉を「発見」して卵を茹でたりしている。温度計を携行する旅なのだ。習俗を取材をする著者に「和人にこの事は秘密にしてくれ」続く

  • meru

    イザベラさんも長い旅だったに違いないですが、私も下巻に入ったらとても歩みが遅くなって やっと読了しました!上巻は明治始めの日本の田舎 町 人々の風景が自分の目で見てるような感覚で圧倒されました。まるで自分がそこにいるような。しかし、あの頃の日本は灌漑設備がまだまだだったんですね。橋が流され、歩いて川を渡るなんて今では考えられないことが日常茶飯事で!しかし、日本の人々の道徳観念の素晴らしさは今の私たちは見習わなければならないことです。下巻にきて上巻ほどの驚きがなかったこともありやっと読了しました。

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