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中国奥地紀行1 平凡社ライブラリー

イザベラ・バード

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582768022
ISBN 10 : 4582768024
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一九世紀英国の卓越した女性旅行家、バード、その「揚子江流域とその奥地」の旅の記を、バード研究第一人者の的確な翻訳で提供する。第1巻は、上海、杭州、揚子江を遡上して、漢口、宜昌、〓(き)州、万県で舟を降りて陸路、保寧府まで、途中、数々の障害をくぐりぬけながら、知られざる世界を自ら撮影した貴重な写真とともに、いきいきと描き出す。バード最後の旅行記の、待望の平凡社ライブラリー版!

目次 : 地理と序論/ 「模範租界」/ 杭州/ 杭州医療伝道病院/ 上海から漢口へ/ 外国人―漢口と英国の貿易/ 中国人の都市漢口/ 漢口から宜昌へ/ 宜昌/ 揚子江上流〔ほか〕

【著者紹介】
イザベラ・バード : 1831‐1904。英国の旅行家。牧師の長女として生まれ、22歳の時、健康回復のための海外の旅をすすめられてカナダとアメリカを訪れる。40歳でオーストラリア、ニュージーランドに向かい、ハワイ諸島とロッキー山脈の旅を楽しむ。46歳の時に日本を訪れて以後は、マレー半島、小チベット、ペルシャ、トルコ、朝鮮、中国、日本、モロッコなどアジアを中心に旅を重ねる。その旅は、妹の死、結婚、夫の死の後の57歳からいよいよ本格化した。旅の後に書いた旅行記は、いずれも好評を得た

金坂清則 : 1947年、富山県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。京都大学名誉教授。イザベラ・バードに関する研究と写真展等の活動により、王立スコットランド地理学協会名誉会員、他。専攻、人文地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    日本と朝鮮のあまり外国人がいかに様なところを巡っているので、この中国の奥地の紀行文も期待しました。清朝末期の民衆の姿がよく描かれていると思います。やはり表立った歴史書よりも客観的な外国人が書いたものがその国の実体をよく表していると感じます。ですのでこのような本を読む価値というのはそのようなところにあると感じます。

  • やいっち

    日本(東北)や朝鮮、ハワイなどの紀行を読んできた。ここまで来たら、中国にも付き合うということで、本書を手に取った。虚弱な体を癒すために始めた紀行だが、旅のハードさを乗り越える姿勢には逞しさすら感じる。

  • pitch

    イザベラバード3冊目。冒頭、上海とかの部分は地理の教科書みたいで面白みに欠けるが、奥地に行くほど凄いことになってくる。自分目当てに集まってくる暴徒の群れに幾度も囲まれたりしても、引き返そうという発想が全然起こらないのだろうか?旅行というより修行みたい。しかも上巻でまだ行程の半分も行ってない。ドキドキしながら下巻に続く。

  • tokumei17794691

    2巻は本文未読、訳者解説・あとがき読了。「よく旅を途中で打ち切らず、帰ってこられたものだ」。1巻時点での印象はこれに尽きる。死亡事故を目撃した長江急流遡上だけでも危険極まりないが、四川の山奥では著者の訪問自体が、現地習慣の破壊と見なされ暴動のきっかけになっている(訳者解説曰く「敵対的な住人からの、彼らかすれば当然の攻撃に何度も遭遇」)。外国人が歓迎されぬどころか、極めて嫌悪されている所へよく行ったものだ。著者がいかに高名な旅行家でも、万県で旅の手配に協力した宣教師など、現地の領事や宣教師は止めなかったのか

  • hitsuji023

    前半は川の描写ばかりで退屈かと思ったけど、後半中国の奥地への旅へ進むに従って面白くなる。時に死者も出る揚子江の激流。排外的な地域での暴徒による襲撃、不潔な宿での宿泊、雨に濡れながらまともな食事も取らない中よくこの旅行を続けたと思う。その当時の中国人について細かく観察している点もただの旅行家とは違うところ。

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