イエバ・スカリエツカ

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ある日、戦争がはじまった 12歳のウクライナ人少女イエバの日記

イエバ・スカリエツカ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784778036003
ISBN 10 : 477803600X
Format
Books
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ハルキウで戦火にさらされた避難民の少女が日記につづった「リアル」

目次 : 戦争がはじまる前のこと/ ある日、戦争がはじまった/ ハンガリーへ/ アイルランドへ/ 友人たちのその後

【著者紹介】
イエバ・スカリエツカ : 2010年2月14日生まれ。ウクライナ北東部ハルキウ出身。祖母と一緒に暮らしていた故郷ハルキウが、2022年2月にロシアの侵攻にあう。突如として始まった戦争によるさまざまな苦難を乗りこえ、ボランティアをはじめとする多くの人々による支援を得て、ハンガリー経由でアイルランドへと避難し、現在はダブリン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • がらくたどん

    風船爆弾作戦の製作班奉仕を課された女の子たちの囁きをまとめた本を読みながら。こちらは児童扱いの現在のウクライナである日自分の住む街が「いきなり」戦闘地区になった女の子の日記。ルンルンのお誕生日から数日後、朝まだ早いのに目が覚めた。なに?この騒音!え?なんか爆発してる。うそ、ロケット弾が飛んでいる!本物の戦争が始まってしまったんだ。まず地下室へ。それから郊外の知人宅へ。ハンガリーからアイルランドへ。12歳の少女の避難紀行は不安に揺れる日記と散り散りになった友達とのラインと精一杯の笑顔の自撮りで満ちている。

  • けんとまん1007

    まさに、今、この瞬間も。それを思う。この理不尽さを思う。何ができるのか。知ることがその一歩。ではあるが、その先にあるものを思う。

  • クマシカ

    イエバとおばあちゃんは避難民の中でも特に幸運だったと思う。避難所でアイルランドのテレビクルーと出会い取材を受けたことで安全なアイルランドに避難できた。イエバが英語に堪能だったことも幸運だ。両親が海外にいて祖母と2人で動きやすかったことも良かった。クラスメイトと比べても聡明で落ち着いているイエバ、そして決断力と行動力に長けているおばあちゃん。他の人が地下で潜んでる間にすぐにアパートから離れ、国境近くの街まで移動、外国人記者に助けを求めた。イエバは信仰心を大事にしているが、能動的行動が2人を救ったと思う。

  • Mayuko Kamiwada

    ウクライナ人のイエバ。12歳の誕生日を迎えた10日後に故郷がロシア軍事侵攻に遭った。本書は戦争の最中、イエバ自身が体験した恐怖や苦難が日記として綴られている。戦争を知らない私には衝撃的な内容で、当たり前にあった日常がいきなり壊される過程がリアルに描かれていた。日本でも同じようなことが起きたら、どこに行けばいいのか分からず、ただただ混乱するばかりだろう。

  • のんたろう

    イエバの日記は2022/2/14、12歳の誕生日から始まる。その10日後、自宅のあるハルキウにロシア軍が侵攻し、生活が一変する。多くの人の援助を得て無事にアイルランドへ脱出するが、故郷に帰れるのはいつになるのか。「なんで戦争なんかするの?こんなにぐちゃぐちゃにして、だれが元通りにするの?……」12歳の子にこんなことを言わせる戦争。原題は"You Don't Know What War Is"、戦争を知ってしまった彼女の日記が、知らない私たちに戦時下の様子を伝えてくれている。

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