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Conflicted 衝突を成果に変える方法

イアン レズリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334962531
ISBN 10 : 433496253X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

職場で、家庭で、SNSで、他人と意見がぶつかってしまったら、どういう態度で臨み、実際にどう対応すればいいのだろう?相手を説き伏せれば最悪の結果を招きうるし、波風たてずにやりすごすのも得策ではない。むしろ、あえて逃げずに意見の対立に向き合うほうが、驚くほどの成果を生むことがあるのだ。敵意むきだしの犯罪者との対話、ライト兄弟の激しい口論、南ア・マンデラ大統領の政敵攻略術、パレスチナ問題とオスロ合意の内幕…数多くの面白い実例と研究をもとに、他人とのわだかまりを解消し、意見の対立から具体的な成果を生みだすための「コンフリクト・マネジメント」の原則・秘訣を明かす!

目次 : 第1部 なぜ新しい議論の方法が必要なのか(「戦うか、逃げるか」の先へ/ 衝突は私たちを近づける/ 衝突は私たちを賢くする/ 衝突は私たちを触発する)/ 第2部 生産的な議論のための10の原則(つながりを築く/ 感情の綱引きから手を離す/ 相手の“顔”を立てる/ 自分の“変わっている”ところに気づく/ 好奇心を持つ/ 間違いを利用する/ 台本なんていらない/ 制約を共有する/ 怒るときはわざと/ 本音で語る)/ 第3部 同じ部屋にとどまるために(終わりのないゲーム/ 生産的な議論のための10の原則 まとめ/ 生産的な議論のためのツールキット)

【著者紹介】
イアン レズリー : ノンフィクション作家。BBCなどのテレビやラジオにもコメンテーターとして登場するほか、ガーディアン紙、フィナンシャル・タイムズ紙にも寄稿している。ロンドン在住

橋本篤史 : 翻訳家。法政大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ATS

    やや冗長、翻訳の読みにくさもあり。前半は面白味があまりないが後半の具体策はよい。結論としては衝突を避けるのは難しい(衝突自体は純粋に悪いものではない)。無関係な議論くらいなら楽しく話せるかもしれないが(他人の色恋沙汰とか)利害が出てくるとポジショントーク味が強くなる。そりゃ下手したら命に関わることなのでのほほんとはしていられない。相手のバックグラウンドを意識しつつ丁寧な言葉で正したい反射を抑制しつつメタを意識して止揚を目指すというのが個人的なんとかできそうかなという。あとユーモアを忘れないことが大切。

  • ta_chanko

    衝突・対立・討論は新しい価値を生み出すために必要なこと。目的は場を支配し、相手の考えを改めさせることではない。生産的な議論に必要なこと=信頼を築き、感情に流されず、相手の顔を立て、自分にも変わっているところがあることを認識し、好奇心を持ち、制約(最低限のルールや礼儀)を共有し、本音で語る。不毛な感情の対立や、没交渉に陥らないために。激しい議論・口論から世界初の飛行機を飛ばしたライト兄弟。白人指導者の顔を立て、相手の言語や文化にも理解を示したマンデラ。困難な議論の先に、新たな世界が開ける。

  • オフィス助け舟

    衝突・対立・葛藤をかかえた緊張状態をコンフリクテッドと定義する。衝突や対立は、それが適切に運用され、お互いにリスペクトを失わずに行われるのであれば、生産性の向上やミスの防止につながる。むしろ、衝突を避けることは受動的攻撃性(要は陰湿な政治的な足の引っ張り合い)の発露につながるため、避けるべき、という。現在のSNSで繰り広げられる炎上への考察に始まり、ネルソン・マンデラがアパルトヘイト政策の廃止のために、どのように衝突・対立を乗り越えたが描かれている。変革には衝突が伴う。それを乗り越えるための指南の書。

  • ブック

    読むのに時間がかかってしまったが、つまらなかったからではない。むしろその逆だ。非常に示唆に富み、学びの多い一冊なので、軽々と読み進めるのがもったいなく感じたのだ。日本語はハイコンテキスト言語であり、その言語で思考する人間が作り上げる日本文化が西欧の考え方と相性が悪いのは当然だろう。言語コミュニケーションは周波数が同じ人同士しか通じないと思ってきたが、そのことも実証されていた。衝突は避けるためにあるのではなく、さらに有益な第三の解を生み出すためにある。そのとき最大の壁になるのは「自分自身」の感情なのだろう。

  • ふん

    すばらしい。いや〜役に立つし、事例もおもしろいな〜ひさしぶりにR.E.M.聴いてみるか〜ネルソンマンデラやっぱすげ〜、とたのしく読み進めてきて、第3部でそこまで書かれたことに対する自己ツッコミがはじまる。その誠実さにちょっと驚き。鉄則:「本音で語る」がまさに実践されていると感じました。

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