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アメリカの罠 トランプ2.0の衝撃 文春新書

イアン・ブレマー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166614653
ISBN 10 : 4166614657
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「独裁者にはならない。就任初日を除いて」。そう発言したドナルド・トランプ前大統領が再選される可能性が高まっている。「もしトラ」後の世界はいったいどうなるのか。間近で見てきた人物をはじめ、文明史や経済学などの観点から八人の知性が分析する。

目次 : 第1章 アメリカの敵はアメリカ(イアン・ブレマー)/ 第2章 「闇の政府」を一掃して、政府を民主的にする(ポール・ダンス)/ 第3章 一九世紀には戻れない(ポール・クルーグマン)/ 第4章 アメリカは金融危機になる(ジム・ロジャーズ)/ 第5章 トランプは独裁者のカモになる(ジョン・ボルトン)/ 第6章 日本は台湾での戦争に備えよ(ジャック・アタリ)/ 第7章 「アメリカ主導の世界」は完全に時代遅れだ(ジェフリー・サックス)/ 第8章 「世界秩序」が終焉する(ユヴァル・ノア・ハラリ)

【著者紹介】
大野和基 : 1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米語学科卒業。1979〜1997年、米国滞在。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、ジャーナリストとして活動開始。国際情勢から医療問題、経済まで幅広い分野を取材、執筆。帰国後もアメリカと日本を行き来して活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    大統領選挙で賞味期限切れになる前に急いで読了。「トランプは、経済学も国際情勢も同盟の本質も全く理解してない」との証言が続く。それでも「悪い意味で有言実行」だから危険なんだと。「何より怖いのは司法への介入」との指摘にも納得。「彼は独裁者になれるほど利口ではない。我々の共和国は、トランプに耐えられるくらいには、まだまだ強固だ」というボルトン氏の発言を信じるしかない。世界を「アメリカ」と「中、露、イラン」で分断することが「アメリカの罠」だと言う。だから日本はその罠に嵌るなというアタリ氏やサックス氏の警告が重い。

  • 1.3manen

    トランプは課税男(Tariff Man)(27頁)。日本はこの男により、かなりな痛手を被る。困ったことである。79歳になったようだ。クルーグマンは、トランプ氏を民主主義の終焉させる人物と考えている。私は、先ほど、E.H.カー『平和の条件』で民主主義のかけがえのなさを学んだばかりだった。ロジャースは、戦争は、投資家、株式市場にとって、早く終わった方がいいと思っている(98頁)。これも、カーの本に戦争論があった。誰かが犠牲になることが、いつまでも続いていていいはずがない。

  • ちゃとら

    【図書館本】「もしドナルド・トランプが大統領に返り咲いたら」をトランプ氏と働いた経験のある方や世界の知識人8人にインタビューし2024年8月20日に出版された本。今まさに「もしトラ」の予測通りの展開になっている事が怖すぎる。アメリカ至上主義、アメリカの司法の崩壊が始まる。トランプ氏とプーチンは仲良し、トランプ氏は知識人では無いので予測不可能。安保を信じている日本は危機,第三次世界大戦は2022年2月24日に始まっているのかもしれない等々。背筋の凍るオカルトやホラーよりも怖すぎる本だった。

  • メタボン

    ☆☆☆★ 世界の有識者に対するインタビュー。トランプ政権の是非を考察するのに参考になる。(イアン・ブレマー)関税の引き上げを脅しに日本駐留米軍への支援拠出圧高めるか。ライトハウザー前USTR代表を政権に迎え中国に圧力をかけるか。官僚機構の排除、ディープ・ステート(闇の政府)解体へ。(ポール・ダンス)スケジュールF(雇用継続を保証しないFという区分の新設)。(ポール・クルーグマン)FRBの独立性剥奪。石油会社が莫大な献金者。(ジム・ロジャーズ)FRBに金利下げ圧力。(ジョン・ボルトン)NATO離脱の可能性。

  • Hiroshi

    24年6月27日のバイデン大統領とのテレビ討論会と、7月13日の暗殺未遂事件で「もしトラ」「ほぼトラ」が「確トラ」になったことで書かれた本。@ユーラシア・グループのイアン・ブレマー、Aヘリテージ財団のポール・ダンス、B経済学者ポール・クルーグマン、C世界三大投資家の1人ジム・ロジャース、Dトランプ政権で大統領補佐官を務めたジョン・ボルトン、Eフランスの経済学者ジャック・アタリ、F経済学者のジェフリー・サックス、Gイスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリに、トランプ第2次政権についてインタビューしたもの。

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