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ISBN 10 : 4845923254
Content Description
俺は自分の生きたいように生きているだけだ
――ブロンコ・ビリー/クリント・イーストウッド
『ローハイド』から『クライ・マッチョ』まで、
時に俳優として、時に監督として、あるいはその双方を担い、
半世紀を超えて〈アメリカ〉という荒野を歩み続けた巨匠を知る。
アカデミー賞を2度受賞し40本もの映画を監督してきた、映画界で最も尊敬される存在のひとり、クリント・イーストウッド。2024年に94歳の誕生日を迎えるも、ハリウッドの常識など意に介さず、三四半世紀に近しい時間を、ほとんど休むことなくこの業界で働きつづけている。
本書では監督としての〈イーストウッド〉のみならず、初期の代表作『ローハイド』、セルジオ・レオーネ「ドル箱三部作」(『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』)、師と仰ぐドン・シーゲルとタッグを組んだ『ダーティハリー』『アルカトラズからの脱出』以来の、自身の監督作でも継続している俳優〈クリント〉のあり方についてもジグザグに見つめていく。
初監督長編『恐怖のメロディ』、アカデミー賞(作品・監督)を受賞した『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』、硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』、最新作『Juror #2』(原題)に至るまでの全キャリア――すなわち俳優や監督として、〈アメリカ〉の象徴になるまでの人生の軌跡を、豊富なスチール写真やオフショットとともにふりかえる。
《著者情報》
イアン・ネイサン
映画ライター。著書に『クエンティン・タランティーノ 映画に魂を売った男』『ウェス・アンダーソン 旅する優雅な空想家』『ギレルモ・デル・トロ モンスターと結ばれた男』『クリストファー・ノーラン 時間と映像の奇術師』(以上、フィルムアート社)『ティム・バートン 鬼才と呼ばれる映画監督の名作と奇妙な物語』(玄光社)などがある。映画雑誌『エンパイア』の編集者およびエグゼクティブ・エディターを務めた後、現在は『エンパイア』誌の他、『タイムズ』紙、『インディペンデント』紙、『メイル・オン・サンデー』紙、『カイエ・デュ・シネマ』誌などに寄稿を行なっている。
吉田俊太郎(ヨシダシュンタロウ)
翻訳
英国と日本を頻繁に行き来しながら主に映画・映像とライフスタイルの両分野で翻訳活動をしている。主な訳書に『空想映画地図[シネマップ]』、『クエンティン・タランティーノ―映画に魂を売った男』、『ストーリーボードで学ぶ物語の組み立て方』(以上、フィルムアート社)、『映画もまた編集である―ウォルター・マーチとの対話』、『習得への情熱』(以上、みすず書房)、『死の仕事師たち』(白揚社)など多数。
【著者紹介】
イアン・ネイサン : 映画ライター。映画雑誌『エンパイア』の編集者およびエグゼクティブ・エディターを務めた後、現在は『エンパイア』誌の他、「タイムズ」紙、「インディペンデント」紙、「メイル・オン・サンデー」紙、『カイエ・デュ・シネマ』誌などに寄稿を行なっている
吉田俊太郎 : 英国と日本を頻繁に行き来しながら主に映画・映像とライフスタイルの両分野で翻訳活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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