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ヒトラー 上 1889-1936傲慢

イアン・カーショー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560084489
ISBN 10 : 4560084483
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

誕生から独裁成立までの前半生を活写、ヒトラー研究の金字塔!学識と読みやすさを兼ね備え、複雑な構造的要因の移りゆきを解明。英国の泰斗による圧巻の評伝。

目次 : 夢と挫折/ 転落/ 高揚と憤激/ 才能の発見/ ビアホールの扇動家/ 「太鼓たたき」/ 指導者の登場/ 運動の掌握/ 躍進/ 権力に向かって/ 独裁体制の確立/ 権力の全面的掌握/ 総統のために

【著者紹介】
イアン・カーショー : 1943年、英国オールダム生まれ。英国シェフィールド大学名誉教授。ドイツ現代史、ナチズム研究の世界的な権威であり、英国勲爵士への叙勲をはじめ、数多くの学術賞を受賞している

川喜田敦子 : 中央大学文学部教授。ドイツ現代史

石田勇治 : 東京大学大学院総合文化研究科教授。ドイツ近現代史、ジェノサイド研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    20世紀の残虐で邪悪な?カリスマ、ヒトラーを知ってはいますが、伝記をまともに読むのは初めてです。今まで分厚い本、全集も読んで来たので、それなりに自信はあるのですが、今回は少したじろぎました。上巻だけで800P、二段組、大型本、重量1.2s、更に下巻は5割増しです。持ち歩きは辛いので、自宅で3日間かけて読破しました。誕生から総統として絶対権力を持つまでの47年間。演説・プロパガンダの天才、ヒトラーの物語は、やっぱり面白い。ウィーン時代の若い頃は、三流の画家で、絵を売って糊口を凌いでいたというのは意外でした。

  • Willie the Wildcat

    悪政・失政が生み出しだ首相。疲弊した国民の一縷の望みが、人の持つ悪徳に共鳴し、社会の畝りとなる過程。象徴であり、転機の1つとなる1936年のラインラント再武装。様々な思惑の交錯・一致・乖離の錯綜が、本著のキモという感。次第に自分の意思を持ち、行動に移すヒトラー。理想と現実に悩む青年時代が印象的であり、一過性とは言え”具現化”した根底に追求し続けた「己」の実現。興味深いのは、対峙する国家の社会構造の変遷の影響の考察。著者の客観性と分析力が滲む。後半も期待。

  • 獺祭魚の食客@鯨鯢

     先日、ロシアの幹部がヒトラーはユダヤ人だったと述べて、プーチン氏が神妙な面持ちで謝罪した。言い間違いには往々にして本音が含まれていることが多い。ヒトラーという名前はユダヤ系であるともいう。ユダヤ人のホロコーストを断行した人間がユダヤであるはずがないという過剰な反応に、日本にはあまりピンとこない。ユダヤ=「神聖にして侵すべからず」に見える。  ロシア兵の祖国への愛国心のあまりの行動というにはウクライナ人の残虐さが高い。ウクライナをネオナチと揶揄しているロシアの兵士の略奪はどう説明したらよいのだろう。

  • 星落秋風五丈原

    「まさしくこれが自分の考えていたことだ!」と感じた人達は次第に彼等の気持ちを代弁するヒトラーに心を許す。そして彼が話しているのは、自分が考えていたことか、彼が考えていたことか、区別がつけられなくなる。ヒトラーと聴衆の一体化だ。反省し自分の行為の責任を取ることはできるならばしたくない。しかし自分可愛さに凝り固まると傲慢になり油断する。その隙間をぬって大衆心理を巧みに操る扇動家が現れたら、同じ悲劇は起こる。ヒトラー一人では戦争もホロコーストも起こせない。擦る相手がいなければマッチに火がつかないのと同じように。

  • Miyoshi Hirotaka

    悪役キャラ人気No.1。アニメでは万能の絶対悪として描かれるが、社会の混乱期に志望進路を断念したどこにでもいそうな青年。キャリア形成の中で、指導者に必要な専門知識を体系的に学んだ訳ではない。現代で読み替えると仕事はできないが、プレゼンが抜群なので、客寄せに重用される社員。ところが、この起用が当たり、組織も本人も成長軌道に乗ると暴走し、止められなくなった。会社に例えると社長と営業課長だけのフラット組織になっていった。様々な施策が盲判で実行されたが、当たったものはヒトラーの功績とされ、急速に権限が集中した。

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