アーヴィング・シュルマン

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ウエスト・サイド・ストーリー 新訳版 ハヤカワepi文庫

アーヴィング・シュルマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151201011
ISBN 10 : 4151201017
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

マンハッタン、ウエスト・サイド。ストリートギャング“ジェッツ”を仕切るリフは、縄張りを脅かすプエルトリコ系ギャング“シャークス”に苛立っていた。そこで、元ジェッツのトニーを誘い、ダンス・パーティで敵に決闘を申し込む。しかしその夜、トニーは敵のリーダーの妹マリアと恋に落ちる。それが悲劇の始まりとは知らずに。初演から60年以上経った今も世界中で再演が続く不朽のミュージカルのノベライズ。

【著者紹介】
アーヴィング・シュルマン : 1913年、ブルックリンに生まれる。アメリカの作家・脚本家。The Amboy Dukes(1947)、Cry Tough(1949)、The Square Trap(1953)などの小説が映画化された。小説以外にも、ジーン・ハーロウやルドルフ・ヴァレンティノの伝記の執筆ほか、『殺し屋ネルソン』の脚本、ジェイムズ・ディーンの代表作『理由なき反抗』の原案も担当。1995年没

北田絵里子 : 1969年生まれ、英米文学翻訳家、関西学院大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • なる

    ミュージカルとして有名すぎるほど有名な、そして映画にもなっている作品だというのにストーリーをロクに知らず、なんか敵対するグループの男女が恋するロミジュリの現代版ライクなやつでしょ? とタカを括って読み始めて唸る。見事な青春小説。もちろん根底には対立するグループ同士の抗争、それもニューヨークの下町の実情を切り取った割とリアルだろうテーマがあるのだけれど、片方のグループでかつてリーダーだったトニーの抱えてきた苦悩がひしひしと伝わって切ない。日本の不良漫画って本作あたりの要素を上手く含んでいる気がする。

  • Viola

    本当にプロットがほとんどロミジュリだった。カタカナ名まじで覚えられない問題も、とりあえずどっちの陣営のメンバーなのかがわかれば問題なかったし、面白かったです。

  • franz

    小説の元となっているミュージカルの音楽しか知らなかったので、読んでみて良かった。 “おれたちは、生きて、愛して、死ぬっていう人生をもう終えてしまった。そのすべてがあっという間だった” はっきり言ってそのどれも経験していない自分からすれば、短くて不幸な一生でも、そういう実感を得られた主人公が羨ましい。

  • のん

    ニューヨークの若いストリートギャングの抗争。対立し合うグループに身内をもつ二人の恋愛。ロミオとジュリエットが元になっているという。まさに.2023年の今でも、現実味のある内容.ギャンググループから抜け出し生き方を変えていく様子は、心を打つ。層の違う域に行きたい、と強い思いと行動。その行動なしには、域を変えられない。自分への戒めのような気持ちを持った。ミュージカルを見る前に読んでおきたくて、読んだ.読んでよかった。

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