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ゴッフマンの社会学 3

アーヴィング・ゴッフマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784414518030
ISBN 10 : 4414518032
Format
Books
Publisher
Release Date
March/1984
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 富士さん

    法や地位や貨幣のようなものは常に作り出されており、ジャングルの奥地にでも行かなければ原始的な社会とは出会えないという考えは、ひどい不勉強でしかないことがよくわかります。また、社会の安定は個人の社会化によると同時に、社会の公式のルールを個人が都合よく運用するという、社会の個人化とかみ合ってこそ達成されるのがよくわかります。これらは質的調査をはじめてやる際にぶち当たる、どこの何を記録すればよいのかに対する簡単かつ効果的な最良の模範解答となっており、著者の調査者としての能力の高さを示しているように思います。

  • STK

    読みたいと思ってから何年も経って購入、しかしさらに数年の積ん読を経てやっと読了。半世紀以上前の文とは思えない内容。精神病院にこの前まで勤めていた身として、思い当たるところ多数。人は環境で行動が決められてくるということ、特に医療とか福祉の従事者は心に留め続けなくてはいけないと思います。

  • 抹茶ケーキ

    外部との接触を断たれた施設を「全制的施設」と呼びその性格を非収容者と職員の立場から記述。フーコー的な権力論の話とかなり似てると思った。人は何かを比較項としなければ自分を立ち上げることはできず、その比較項が施設になることもあるってところが特にフーコーっぽかった。たぶんこの点が後のスティグマ論に繋がっていくのだろうけど。非収容者が制度をかわすためにとる方略を第二次的調整と呼んでいるのだけれど、その記述が面白かった。

  • transzendental

    入所型施設(精神病院、刑務所、修道院…)の古典的研究書。まず買えないので大学図書館など借りて読もう。記述は具体的で非常に興味深い。

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