アービー・オレンシュタイン

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ラヴェル 生涯と作品

アービー・オレンシュタイン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784276131552
ISBN 10 : 4276131553
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

ラヴェル 生涯と作品
オレンシュタイン 著/井上さつき 訳

原著はもともと1975年のラヴェル生誕100年記念としてコロンビア大学出版局からハードカヴァーとして刊行され、ラヴェル研究文献の決定版として欧米で長期にわたり高い評価を得てきたもので、邦訳の登場が待たれていた。本書においては、1990年に原著の作品目録部分に多くの新情報を追加し、改訂版として刊行されたペーパーバック版(ドーバー社版)を底本としている。
 第T部では、その生涯を6つの時代に分けて、挫折と栄光、音楽家としての成長、さまざまな作品の創作時エピソードなどをつぶさに追っている。また第U部ではこの天才作曲家の創作の秘密に迫る。比較的寡作の作曲家ながら、第8章の全作品解説は圧巻である。写真や自筆譜など、貴重な図版も多数収載。巻末の作品目録は、自筆譜情報、出版、初演等に関するデータが詳しい。作曲家モーリス・ラヴェルの全貌を知るに十分な、内容充実の1冊である。A5・320頁

Content Description

目次 : 【第1部】伝記と文化的背景 / 【第2部】モーリス・ラヴェルの芸術

【著者紹介】
アービー・オレンシュタイン : 1968年、コロンビア大学で博士号取得。現在、ニューヨーク市立大学クィーンズ・カレッジ、アーロン・コープランド・スクール・オブ・ミュージックにて教鞭を執っている。アメリカにおけるラヴェル研究の第一人者で、オイレンブルク社から刊行のオーケストラ・スコア校訂など、意義ある仕事を続けてきた。ピアニストとして、ラヴェルの初期作品の初演なども行っている

井上さつき : 東京芸術大学楽理科卒。同大学院修士課程を経て、博士課程満期退学。修士課程在学中に国際文化教育財団(石坂財団)奨学生として渡仏。パリ・ソルボンヌ大学修士課程を修了する。愛知県立芸術大学音楽学部教授。明治学院大学芸術学科および同大学院非常勤講師。専門は近代フランス音楽史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 山のトンネル

    ラヴェルの手書きスケッチから、楽譜の段階的な完成、作品の段階的な完成を知る事が出来る。彼はとにかく楽譜を書き、同じ曲でも2個も3個も手書きのスケッチや総譜がある。思いつくままに書いて、そして、書いたものを削除(修正)するのを前提とし、とにかく楽譜を書いたという。彼の作品の評価は人それぞれ自由だが、「楽譜を書く」、という行動に関しては手間も時間も惜しまず、継続してるのを見習うべきだと思い知った。

  • atsukippi

    幻術師であり時計職人。 王道で綿密な研究成果。

  • hr

    1901年のローマ賞で最上位を獲ったのはアンドレ・カプレで、そのカプレのカンタータへのラヴェル評が掲載されていて興味深い。オーケストレーションを賞賛しながらも「このうえなく凡庸」と言ってしまうラヴェル。なかなか辛辣である。

  • ねこぽん

    伝記の内容もよいですが、つづいて全作品の解説があるのが素晴らしい。ストリーミングサービスなどで各曲を聴きながら読み進めるのがおすすめです。

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