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ふたりはいっしょ

アーノルド ローベル

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784579402489
ISBN 10 : 4579402480
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1972
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
三木卓 ,  

Content Description

がまくんとかえるくんの物語「よていひょう」「はやくめをだせ」「クッキー」「こわくないやい」「がまくんのゆめ」の5編を収録。ニューベリー賞受賞作。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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がまくんとかえるくんシリーズは何度読んで...

投稿日:2021/04/10 (土)

がまくんとかえるくんシリーズは何度読んでもしみじみと面白いのですが、本作はほのかにダークホラーな味わいもあって癖になります。

ゆめゆめゆめ さん | 福岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    アーノルド・ローベルの"Frog and Toad"シリーズの1冊。これもいつものスタイルで、登場するのは、ちょっとボケ役のがまがえるくんと、つっこみ役のかえるくん。やはりお話が中心で、絵は従属的な位置に置かれている。原文もそうなのだろうが、三木卓の訳でも「よていひょう」や「いしりょく」、「げいとう」など小さな子どもたちには聞きなれない言葉が用いられている。そう。背伸びは必要なのだ。絵は相変わらず飄々と。これが人気のシリーズである秘密は何なのだろう。

  • masa@レビューお休み中

    ふたりは、いつもいっしょだ。がまくんが、予定表を実行するときも、花の種をまいて、種に毎日声をかけるときも、かえるくんは、がまくんの傍に寄り添ってあげる。黙っているときもあれば、ちょっとした手助けをするときもある。それは、決して命令ではない。絶対的な指示でもない。あくまで、ともだちとしてアドバイスをするだけなんだ。だから、かえるくんの言葉はやさしいけれど心に響く言葉を放つのかもしれない。それは、大きな意味での愛情と呼べるのかもしれない。ともだちとしての愛のエネルギーを交換しているように見えてしまうんだ。

  • しゅら

    読んでいていつも思うけどがまくんって、ムダな努力をするっていうか。そんなことに力を注ぐのかい?バカなのかい、無知なのかい?とか思ってしまうんだけどね、でも憎めないっていうか、その方向の違う努力が愛おしいというか。「はやくめをだせ」にて3日くらいでほっとけば芽を出すのに、怖がりやなんだなと思って、夜見張ったり、歌ったり詩を読んだり⋯。でも分かっているけどそんながまくんがかえるくんも大好きなんでしょうね。「クッキー」も子供と爆笑しながら読みました。意志力ってなかなか出せないよねー。

  • アキ

    1972年発行。Frog and Toad Together. 「よていひょう」「はやくめをだせ」「クッキー」「こわくないや」「がまくんのゆめ」の5編。今日1日の予定表を書き込んだら逆に予定表に縛られてしまう。種を植えたら、周りからどんなに働きかけても無駄で、出来ることはただ待つことしかない。クッキーを食べない意志力がないなら、クッキーを鳥にあげれば食べずにすむ。どんなに怖い目にあっても「怖くない」と口にすれば自分を勇敢だと思える。夢の中でなんでも出来ると、夢から覚めても続きのように感じてしまう。

  • 紫綺

    なかよしがえるの二人組が、日常繰り広げる愉快なお話。ひょうきんな表情のかえるくんとがまくんに癒される。

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