アーシュラ・k・ル=グウィン

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アーシュラ・k・ル=グウィン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309208725
ISBN 10 : 430920872X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

想像力と文学の有用性を説く「取扱説明書」、ボルヘスを起点にファンタジーの水脈をたどる「『実際には存在しないもの』」、生き物の名前から架空の民族語まで「言語を発明すること」、自身が暮らした素晴らしい家を読み解きながらル=グウィン作品の真髄に至る「芸術作品の中に住む」など、2000年以降のエッセイ、講演、書評を集成。メアリー・シェリー、トールキン、ウルフ、ボルヘス、レム、サラマーゴ、“ドリトル先生物語”など、敬愛する作家・作品への慈愛に満ちた言葉が愉しい傑作エッセイ集。

目次 : 講演、エッセイ、さまざまな機会に書いたり、しゃべったりしたもの(取扱説明書、あの頃の状況/ ジャンル―フランス人だけが愛しうる言葉 ほか)/ 本の紹介と著者についての解説(極上のアメリカの小説―H・L・デイヴィスの『ハニー・イン・ザ・ホーン』/ フィリップ・K・ディック『高い城の男』/ ハクスリーのバッド・トリップ ほか)/ 書評(マーガレット・アトウッド『洪水の年』/ ロベルト・ボラーニョ『ムッシュー・パン』/ ジェラルディン・ブルックス『古書の来歴』 ほか)

【著者紹介】
アーシュラ・K・ル=グウィン : 1929年カリフォルニア州生まれ。コロンビア大学などで、ルネサンス期のフランス文学・イタリア文学を専攻。1969年に長篇『闇の左手』でヒューゴー、ネピュラ両賞を受賞し、高い評価を得る

谷垣暁美 : 1988年から翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • フム

    図書館本。2000年から2016年までに書かれたエッセイや書評。以前に読んだ『暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて』より一年ほど前に出版されたものとのこと。特に書評が素晴らしかった。『高い城の男』『ソラリス』『タイムマシン』アトウッド『洪水の年』など。特に日頃あまり読まないSFが、彼女の手にかかるとなんとも奥深く、魅力的に思えて読みたくなってしまった。

  • かもめ通信

    原題は“Words Are My Matter”(2016)2000年〜2016年の間に書かれたエッセイや書評の他、1994年の特別な1週間の日記が収録されている。いつ読んでも、どこから読んでもいい内容だけに、ひととおり読み終えるまでかなり時間が掛かった。最後のページまで目を通したとはいえ、通読するだけではもったいない濃さで、この先何度も読み返すことになりそうな1冊でもある。 

  • Mc6ρ助

    『レイアが犠牲になることと、この本の最後にケルヴィンが脆く不確かな救済を垣間見ること・・邪魔になる女性的な要素を排除され、宇宙がいま一度、純粋な、 「ジェンダーのない」――すなわち、男性的な――心に還元されて初めて、彼が救済を垣間見ることができる、ということなのだろうか?読者によっては、これがこの小説についての、もっとも心惹かれる問題――この小説が明示的に問う逆説的な問い以上に、心惹かれる問題だと思うかもしれない。(p230)』「ソラリスの陽のもとに」など知ってる本でないと面白くない不思議な書評の数々。

  • NakaTaka

    ル=グウィンさんと言えば、勿論ゲド戦記の著者。講演録やエッセイ、書評等をまとめた本。新聞書評で知り、読んだ。難しかった。でも、興味を持ったところから少しずつ読んだ。手元に置いて時間のある時に繰り返し読もう。

  • ふみふみ

    既読のディック、レム、ハクスリー、ウェルズなどの著書の評論を拾い読み、知見というか目新しい視点みたいなものはないです。そして、ルグウィンの小説は自分には合わないんですが、エッセーも合わないとは。スタイルなのかロジックなのか、その両方なんでしょうけど、原文をリスペクトしすぎな翻訳が更に難しくしている気がします。もっと意味だけ拾った意訳でもいいと思うんですけどね。

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