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ISBN 10 : 4488510027
Content Description
空にはすさまじい赤光があった。イギリスは片田舎の山奥の、その赤光に燃えたつ古代ローマ人砦に独り遊ぶルシアン・テイラーは、作家になる夢を紡いで暮らしていた。だが、こんな田舎にいて何ができよう。夢に憑かれた彼は故郷をあとにする。牧神が逍遥する山々からサバトの街ロンドンへ…。一人の青年の孤独な魂の遍歴を描く、神秘と象徴に満ちた二十世紀幻想文学の金字塔。
【著者紹介】
アーサー・マッケン : 1863年ウエールズ、カーレオン・オン・アスクで、代々牧師の家系に生まれる。トマス・ド・クインシーやウォルター・スコットの作品に親しみ、詩作を試みるなど早熟な少年期を過ごす。軍医を志すも挫折した後、作家を目指してロンドンで創作活動を開始。出世作にして代表作となった「パンの大神」は、イギリスの文壇に大きな衝撃を与えた。40歳を前に一度筆を折り、約10年にわたりシェイクスピア劇の劇団員として生活を送る中で「生活の欠片」などを執筆。第一次世界大戦を機に、怪奇実話や随想を発表するようになり、文筆生活を再開した。1947年没
平井呈一 : 1902年東京に生まれる。1923年早稲田大学英文科中退。訳書多数。1967年「小泉八雲作品集」12巻完成により日本翻訳文化賞受賞。1976年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おにく
読了日:2024/10/03
kaze
読了日:2021/12/16
まさ☆( ^ω^ )♬
読了日:2022/05/02
ふみふみ
読了日:2021/11/03
春風
読了日:2025/08/02
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