田園有情 ある農村の四季

学者・作家・エッセイストを名乗ってきたカナダの才媛が、新たに「写真家」という肩書きを加え、日本の東北の小さな城下町で、彼女が７年間撮りだめた写真を一挙公開。農村フォト・ルポの秀作。

【著者紹介】
あん・まくどなるど : １９６５年生まれ。カナダ・マニトバ州ウィニペグでそだつ。１９８０年、フォット・リチモンド高等学校に入学。１９８４年、卒業、マニトバ州立大学科学部に入学。１９８５年、ブリティッシュ・コロンビア大学東洋学部日本語科に再入学。１９８８年、熊本大学に１年間留学したのち、長野県の黒姫（信濃町）の富夢想野舎内の農村塾に籍をおき、農村のフィールド・ワークに１年間従事。帰国後、ブリティッシュ・コロンビア大学東洋学部日本語科を卒業したあと、ふたたび来日、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター研究課程を１９９２年修了。１９９７年、県立宮城大学専任講師。同大学特任助教授をへて、現在、同大学国際センター常任准教授。その間、上智大学コミュニティー・センター講師、立命館アジア太平洋大学客員教授、清水弘文堂書房取締役。そのほか、「立ち上がる農山漁村」有識者会議委員（内閣官房）、農村におけるソーシャル・キャピタル研究会委員、生物多様性戦略検討会委員、全国環境保全型農業推進会議委員（以上、農林水産省）、（社）全国漁港漁場協会理事ほか（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）