Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• アナーキー靴下

  読了日：2024/08/20

  階段は誰にでも平等に用意されている。ただ彼らは大きな足場が突然なくなり、猶予なしに上るしかなかった。「リレーのバトンみたいに、つらい思いを次の人にまわすのはよくないよ」言葉で聞いたら誰だってその通りだと思うだろうけれど、それがいかに難しいか。悲しみの数だけ優しくなれる、なんて人生はそんな簡単にはいかない。悲しみに暮れるだけでは何も変わらず、乗り越えなくてはいけない時がある。書けば書くほど当たり前のことだけど、子供達が葛藤の末に自らその強さに辿り着いたということが、本当に素晴らしくて、眩しいばかりだ。

• 緑

  読了日：2016/03/12

  懐かしの児童書に再会、再読。親の離婚歴をもつ5人の子どもたちが語る、それぞれの家族の物語。昔も今も、コリンの物語は読むたびに泣いてしまう。ぜひ大人にも読んでもらいたい一冊。

• timeturner

  読了日：2018/01/20

  うまいシチュエーションを考えついたものだなあ。映画「ブレックファスト・クラブ」を思い出した。「リレーのバトンみたいにつらい思いを次の人にまわすのはよくない」という言葉がこれを読んだ子供たちの心に届くといいな。

• 黒澤陣

  読了日：2018/01/28

  みんな（5人）は似た者同士の人だった。内容もとても良かったし、面白かった。

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