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秘密の花園の向こうへ フランシス・ホジソン・バーネットの生涯

アン・スウェイト

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336074638
ISBN 10 : 4336074631
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今も人気があり、評価高い4冊の児童書、『小公子』『小公女』「秘密の花園』『消えた王子』の作者、フランシス・ホジソン・バーネット(1849−1924)の伝記。
バーネット作品の主人公たちと同様に、バーネット自身も貧困のどん底から名声と称賛と富を手にするまで、運命の大きな転換を経験した。この伝記は、当時まだ数少なかった女性作家の栄光と失意に満ちた波乱の生涯を辿り、成功のもたらす苦悩と、幸せが手からすりぬけていく人生の皮肉を、ドラマティックに共感をこめて描き出す。

【目次】
はしがき・謝辞

1 パーティーの準備 1849〜1865年 
2 目的は報酬です 1865〜1873年 
3 もっと高い枝の栗の実を求めて 1874〜1881年 
4 誰からも愛される人気者 1882〜1886年 
5 イギリスの作家たちから感謝される 1887〜1889年 
6 死と医者 1889〜1892年 
7 社交の世界 1892〜1895年 
8 演劇に関する情況 1896〜1899年 
9 驚くべき結婚 1990〜1907年
10最後の歳月 1908〜1924年 

著者 アン・スウェイトAnn Thwaite について 
訳者あとがき 
参考文献 

【著者紹介】
アン・スウェイト : 英国の著名な伝記作家。ロンドンに生まれ、オックスフォード大学のセント・ヒルダズ・コレッジに学ぶ。児童文学の創作と書評、雑誌編集などからスタートし、やがて伝記作家の道を歩みはじめた。五冊の大部な伝記を次々と著わし、いずれも高い評価を受け、数々の文学賞を得ている。本書、フランシス・ホジソン・バーネットの伝記はその第一作である。『A・A・ミルン その生涯』は1990年度のウィットブレッド伝記文学賞の栄誉に輝いた。夫で詩人のアントニー・スウェイト氏とともに1955年に初来日して以来、日本とは長くて深い縁がある。オックスフォード大学文学博士、王立文学協会会員、ロウハンプトン大学(国立児童文学研究センター)名誉会員、イースト・アングリア大学名誉博士

山内玲子 : 津田塾大学卒業後、アメリカに留学。イギリスに9年間在住中、ケンブリッジ大学で日本語専任講師。帰国後、英語非常勤講師を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    『消えた王子』のみ、残念だが今も未見であるが、『小公子』『小公女』「秘密の花園』日本人なら、子供の頃、どれか一つを読んだことがあるだろう。自身も全て読んだし、アニメも見た。『小公女』は学園きってのお嬢様として迎えられたセーラ(セアラ)・クルーが、突如訪れた父親の死によって召使の身に落とされる。『小公子』は、両親の望まぬ結婚のせいで長らく疎遠だったフォントルロイが、頑なな祖父の心を溶かしていく。『秘密の花園』だけ前2作とストーリーが異なっているのは、作成時期の違いか。

  • かしこ

    バーネットが推しの強い派手好きなイメージの作家とは知らなかった。そういえばミステリーの脇役に出てきた時、強そうなスター作家だった。 とにかくパワフルな人。英米を船の時代なのに30回以上往復してる。多作。舞台も手がける。親戚への援助も惜しまない。親戚とは後ほどトラブったりしてるが。 有名人との親交もさかん。王族とも交流あり。あの難解な小説家ヘンリー・ジェイムズとも、ジェイムズにうざがられながらも仲良し。 家から出てこない女性詩人ディキンソンとも交流があったんだ! オルコットやトゥエインとも交流あり。

  • いっこ

    誰もが知っている『小公子』『小公女』『秘密の花園』の中では、『秘密の花園』が最も愛されたと書かれていたが、私自身は『小公女』が一番好きだった。眠っている間に屋根裏のみすぼらしい部屋が、暖かく居心地のいい部屋に模様替えされるところなど、挿絵まで覚えている。『小公子』が当時の男の子には恨まれていたとは知らなかったが、影響力といえば、日本ではセドリックという車が売られていた。バーネット自身の人生は、夢のような物語とは違った。流行作家として、母親として(妻としてより)、女性として、等身大の姿が描かれていた。

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