Books

教えて!宮本さん 日本人が無意識に使う日本語が不思議すぎる!

アン・クレシーニ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763138095
ISBN 10 : 476313809X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ「桜見」じゃなくて「花見」と言うの?日本語に恋し研究に明け暮れる外国人ヤンキー言語学者が「日本語のプロ」に弟子入りして見つけた日本語の豊かさ、日本人の奥深さ。

目次 : 第1章 微妙な違いで一変する「おもしろすぎる日本語」(教えて!宮本さん「悲しい」と「寂しい」はどう違う?/ 教えて!宮本さん「憮然」って怒っているわけじゃないの? ほか)/ 第2章 豊かな想像力から生まれた「多彩すぎる日本語」(教えて!宮本さん「1人で爆笑」って間違ってる!?/ 教えて!宮本さん どうしてこんなに「腰」を使う表現が多いの? ほか)/ 第3章 相手を重んじて生まれる「優しすぎる日本語」(教えて!宮本さん「大丈夫」っていう言葉が大丈夫じゃないよ!?/ 教えて!宮本さん「させていただく」って使っていいの!? ほか)/ 第4章 情緒と四季の豊かさが息づく「美しすぎる日本語」(教えて!宮本さん 日本人はなぜ「緑」を「青」と言うの?/ 教えて!宮本さん「ズキズキ」「キリキリ」日本人のオノマトペがすごい! ほか)

【著者紹介】
アン・クレシーニ : 北九州市立大学准教授。アメリカ・バージニア州出身。メアリーワシントン大学卒、オールドドミニオン大学大学院にて応用言語学修士取得。流暢な博多弁を話し、日本と日本語をこよなく愛すアメリカ人言語学者。専門は和製英語。研究と並行し、バイリンガルブロガー、スピーカー、テレビコメンテーターとして多方面に活動

宮本隆治 : 元NHKアナウンサー。福岡県北九州市生まれ。1973年慶應義塾大学卒業後、NHKへ入局。「NHKのど自慢」などNHKの名物番組の司会を歴任し、「NHK紅白歌合戦」では1995年から6年連続で総合司会を務め「ミスターNHK」の異名をとる。2007年に定年退職後、フリーアナウンサーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ☆よいこ

    北九州市立大学の准教授アンちゃん先生と元NHKアナウンサーの宮本隆治さんが、日本語の不思議について語り合う。イラストが可愛い▽[第1章:微妙な違いで一変する「おもしろすぎる日本語」]非・無・不・未。ニホンとニッポン[第2章:豊かな想像力から生まれた「多彩すぎる日本語」]慣用句[第3章:相手を重んじて生まれる「優しすぎる日本語」]大丈夫?二重敬語、バイト敬語、ら抜き言葉、い抜き言葉[第4章:情緒と四季の豊かさが息づく「美しすぎる日本語」]緑が青、雨▽アンちゃん先生の日本リスペクト強い。2020年発行

  • 内容的には「誤用だ誤用だ」がメインになっちゃってたかな。「後で後悔する」などの二重表現はおそらく日本語の母音の少なさに起因するのではないかと読んでいて思った。母音が少ないと同音異義語が多くなり一語では意味が伝わりにくいから自然と二重になっちゃう。この本の論調でいくとこれも「相手を思いやった表現」ということになるのだろうか?終始アンちゃんが生徒役に徹しすぎていた気もする。応用言語学者としての一面をもっと見たかったな。

  • えっくん

    ★★★★☆日本に住んで20年のアメリカ出身の大学准教授が日本語の多様さ、不思議さを元NHKアナウンサーと対談形式で再発見する内容です。日本人でさえつい誤りがちな二重表現「いちばんベスト」「後で後悔する」「すべて一任」や、「煮詰まる」「破天荒」など真逆の意味で間違ったまま使われ市民権を得てしまった言葉などが紹介されていました。まさに言葉は生き物で、変化し続けてゆくんですね。外国 の方ならではの視線で普段気にならなかった日本語固有の曖昧さといった特性を初め、言葉の響き、奥深さ、美しさに気付かされました。

  • Nazolove

    改めて、日本語って不思議だなーなんて思いながら読んでいった作品であった。 こうやって日本のことを勉強する外国人(前出てたロバートキャンベル氏もそうだけど)が増えてくる辺り、我々も日本人として分からないでいいわーなんて思わずに、改めて気をつけて勉強してかなきゃなと思った。 でもこうやって言葉ひとつで色んなことを表現できる国って日本だけだよなーなんて思った。 ただここまで日本語の間違いを細かく突っ込まれるとおちおち話すのも怖くなるなーなんて思ってしまった。

  • 小紫

    自分では無意識に(分かっているつもりで)喋っている日本語を深く知ることができた一冊でした。なんとなく、その場の雰囲気とうろ覚えのフレーズで使ってきた「なおざり」と「おざなり」の違いが明確に分かって、改めて眼から鱗です。巻末のアンさんの桜に対する考察には、思わず目が潤みました。今年の桜は複雑な思いで眺める人が多いでしょうけれど、何が起こった春だったのか、後々思い出すためにもしっかり心に刻まねば、と身が引き締まるような気がします。《図書館》

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items