Books

雪山書店と嘘つきな死体 クリスティ書店の事件簿 創元推理文庫

アン・クレア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488234041
ISBN 10 : 4488234046
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
谷泰子 ,  

Content Description

故郷の雪山に帰ってきたエリーは、姉と看板猫とともにミステリ好きの集う書店、ブック・シャレーを切り盛りしていた。ある日、山腹と麓をつなぐゴンドラ内で男の刺殺体が発見される。男は直前に書店を訪れ、クリスティ『春にして君を離れ』の初版本を残しており、時を同じくして店からは従業員の女性が姿を消した。ふたつの事件には関係が? エリーは推理を働かせることに‥‥謎と雪が降り積もる書店から贈る、新ミステリシリーズ!

【著者紹介】
アン・クレア : 2022年、本書で小説家デビュー。現在はコロラドに居を構え、飼い猫とともにキッチンの窓から雪山を眺めて暮らす

谷泰子 : 和歌山県生まれ。1987年大阪大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • W-G

    面白かった。海外ミステリにしてはモラトリアムな主人公の人物造形も、日本人の感覚だと案外普通に思えて、幼稚には感じなかった。むしろ、コージーミステリはこれくらいの軽妙さがあった方が個人的には好み。ちょっとクリスティマニア臭が強すぎるのと、殺人事件と書店員の失踪と過去の詐欺事件のそれぞれが、つながりはあるのに話の展開させ方がスムーズではないせいで、あちこち話が飛ぶ印象があるので、五百頁を越える長さと相まって、読み手を選別してしまうところはある。あと、ゴンドラの造形が全然イメージできなかった。

  • シナモン

    美しい雪山書店「ブック・シャレー」。 切り盛りするのはクリスティ姉妹、 看板猫はアガサ。ミステリーも楽しめたけど、この設定が何よりワクワクでした✨ゴンドラに揺られてたどり着く 「ブック・シャレー」。通い詰めたい😆

  • aoringo

    コロラドのスキーリゾート地が舞台。ロッジ風書店を営む姉妹と看板猫が事件を追う、コージーミステリー。ゴンドラやスノーシューを使ったりする雪山での生活が目新しかった。登場人物も個性的で、お気に入りは詩人の相棒である気高きロバのカラミティ・ジャネット。姉妹が敬愛するアガサ・クリスティのトリビアが散りばめられているのも嬉しい。続編もあるそうなので応援したいきたい!

  • ナミのママ

    殺人が起こっても嫌味のないコージーミステリ。スキーリゾート地の中腹に建つ書店「ブック・シャレー」営むのはクリスティ姉妹、愛想のない看板猫の名前はアガサ。そう、これはクリスティ愛に包まれた作品だ。移動にはゴンドラを使うこの街、その中で見つかった刺殺死体。この人は誰?犯人は?ストーリーの展開が遅めで少しイラっとした前半だが美味しそうな食べ物と個性あふれすぎる登場人物がわちゃわちゃとかき回してくれる。『春にして君を離れ』がキーとなる一作目。シリーズになるかな。

  • Kokopelli

    昨年の末頃から読んでいたのだが登録を忘れていた。500ページ余の作品だが、それにしても時間がかかってしまった。読友さんのレビューを読んで手にしたが、その中にもあった「冗長」。まぁ海外小説にありがちな状況と心象の描写のくどさをそのまま翻訳すればそうなるなぁ、ということ。でも、舞台のロケーションは良かった。コロラド州のスキーリゾート地の中腹にある集落に位置するシャレーの本屋。しかもそのロフトに寝起きしている。薪がはぜる暖炉の側でたっぷりのコーヒーと読書。景色も最高だろう。続編もあるらしいとあり、どうしようか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items