アンリ・ジョセフ・フォシヨン

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ピエロ・デッラ・フランチェスカ

アンリ・ジョセフ・フォシヨン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560080177
ISBN 10 : 4560080178
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

見る者を深い静けさで包み込む、畢生の大作「聖十字架伝説」を頂点に、数々の傑作を生み出した初期イタリア・ルネサンスの異才。その謎多き生涯と作品を語りつくす、ピエロ論の古典。

【著者紹介】
アンリ・フォシヨン : 1881―1943。フランスの美術史家。銅板画家の息子として、ディジョンに生まれる。リヨン大学教授、リヨン美術館長、またエミール・マールの後任としてパリ大学教授や、コレージュ・ド・フランス教授を歴任。第二次世界大戦の勃発を機に渡米し、イェール大学で美術史と考古学を講じていたが、1943年フランスの解放を待たずにニューヘヴンで客死。著書は、中世・近代の西洋美術を中心に多数

原章二 : 1946年生。1970年早稲田大学文学部仏文科卒。1975年パリ大学哲学博士。哲学・美学専攻。早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みそさざえ

    数年前イタリアを旅してピエロ・デッラ・フランチェスカの作品を少しまとめて観たとき、最初はその憮然とした表情や重い感覚に抵抗を覚えながらも、ずっと心にかかり、いつしか忘れられなくなっていた。 フォシヨンの著書は、素人の私には難解な部分も多いが、例えば二つのイタリアに関する記述などは明快で説得力がある。ものに動じず堅固な表情で威厳に満ちているという例は、まさに私の強くひかれた理由だったのだと思い当たった。また、悲壮なドラマを描き出すのではなく、のどかで鄙びた平安の中での安定といったものも。

  • 舟江

    ピエロで読み始めた27冊目は、宗教画の巨匠の本であった。キリスト教徒でないので感想は差し控えるが、中にはピサネッロや当時のヴェローナの支配者は、人間として興味がわいた。

  • sakamoto

    ピエロの芸術は多くの点で、時代からほとんど野生の力ともいうべきものをふるって逃れ去っているのだ。

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