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マクシミリアン・エレーヌの冒険 論創海外ミステリ

アンリ・コーヴァン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846020187
ISBN 10 : 4846020185
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • SIGERU

    1871年にパリで刊行された本書は、ロマン・ノワール。犯人の正体は早期に明かされ、その後の探偵と犯人との闘争に力が注がれている。犯人は職業的犯罪者で、医学の心得があり、クラーレ毒や砒素を使いこなす。毒殺方法に工夫があり、未だ未分化とはいえ、ミステリとしての結構をも兼ね備えている。さらに、田舎の古屋敷、夢遊病の女、犯人に飼われている獰猛な熊など、煽情的な道具立てにも事欠かない。しかし何より、本書の最大の特徴は、書誌学的興味。探偵役のエレールが、シャーロック・ホームズのモデルと目されているのだ。

  • けんさん

    『フランス版シャーロック・ホームズの冒険』 2021年5月初版発行だったため、最近のミステリー作品かと思い図書館で借りてきた。読み始めると、ん?何だか雰囲気が違うぞ。。作者1871年の処女作だった。しかも、ホームズの冒険と瓜二つ!予想外に面白かった!

  • 旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)

    19世紀のフランス・ミステリだが、訳のおかげでそれほど読みにくさもなく、展開も難しくはないので面白く読めた。もしかしたらシャーロックホームズのモデル?というくらい似ているようだが、私はホームズを読んでいないのでわからない。これを機に…といくかどうか。主人公の「病気」は憂鬱症なのかアヘン依存からくるものなのかはよくわからないが、事件に挑む時には別人のような行動力を発揮する。事件が終わって、元の人間嫌いに戻ったマクシミリアンを旅に誘い出す彼との友情はずっと続いてほしい。エピローグはとても良かった。

  • mercury

    シャーロック・ホームズのモデルと言われるという紹介文に引かれて読んだ。英仏の違いがあるように思うが、確かにホームズとワトソンみたいな雰囲気がある。エピローグは泣ける。指紋など気にしなくて良い時代の感じも好き。

  • ひなたぼっこ

    フランスの古典ミステリー小説でもあり、コナン・ドイルの小説に出てくるシャーロックホームズのモデルになったであろうと考えられる小説。主人公マクシミリアン・エレールが、自らの危険を顧みず謎を解いていくストーリー。作者の父は法律家であって父の影響もあったのか、ストーリーで社会での公平性の考えにも触れられていた。主人公みたいに外に冒険に出かけるのは人間としてイキイキと過ごすヒントではないかと思った。

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