アンヌ・スヴェルトルップ=ティーゲソン

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昆虫の惑星

アンヌ・スヴェルトルップ=ティーゲソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784777828920
ISBN 10 : 4777828921
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

虫が苦手という人は多いが、虫の世話になっていない人は地球に1人もいない。あなたの知らないところで黙々と仕事をしている昆虫たち―(もちろんちょっとしたコツでずっとぬくぬくしてるやつもいる)。そんな昆虫たちのめくるめく世界へようこそ!ノルウェーの女性昆虫学者が語る、奇妙で風変わりな虫たちの話。

目次 : 序章 地球は昆虫の星である/ 第1章 小さな体は高性能―体の仕組みと機能/ 第2章 昆虫たちの“婚活”事情―生殖と繁殖/ 第3章 食べて、食べられて―昆虫と食物連鎖/ 第4章 昆虫VS植物―植物との共進化/ 第5章 ヒトの食卓と昆虫―蜂蜜から昆虫食まで/ 第6章 自然界の“掃除人”―死骸と糞の分解/ 第7章 産業を支える昆虫たち―ヒトによる昆虫利用/ 第8章 昆虫が与えてくれるもの―バイオミミクリー、医学、セラピー/ 第9章 昆虫とヒトの未来―環境と多様性を守るために

【著者紹介】
アンヌ・スヴェルトルップ=ティーゲソン : ノルウェー生命科学大学、保全生物学教授。ノルウェー自然科学研究所の科学顧問もつとめる。森林の生物多様性、昆虫の生態学についての講演、著作多数。『昆虫の惑星―虫たちは今日も地球を回す』は22カ国以上で出版されている

小林玲子 : 翻訳者。国際基督教大学教養学部卒。早稲田大学院英文学修士

丸山宗利 : 九州大学総合研究博物館准教授。専門はアリと共生する昆虫の分類学や系統学。国内外で精力的に昆虫の調査をおこない、数々の新種を発見している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こなな

    ノルウェーの女性昆虫学者の素晴らしいレトリック。気の遠くなるような無数の活発な生命活動、昆虫は5回もあった大量絶滅をすべて生き延びた。自然環境はおおむね、ヒトの想像よりも精妙にできている。しかしこの100年ほどの、あいだに地球の生態系は急激な変化を遂げた。植物と昆虫がWin-Winだけど、ヒトとはWin-Winではない。エドワード・O・ウィルソンが「人間は無脊椎動物を必要とするが、向こうは人間を必要としない」と。昆虫の習性や能力を生かして、様々な研究と工夫が行われている。模倣、研究、ひらめきの源泉である。

  • たまきら

    虫好きな人間にとっては常識なエピソードばかりなのですが、説明がとても分かりやすいので初心者にはありがたいのではないかな…と思いつつ楽しみました。まあ昆虫を知ると女子はウキウキし男子は真っ青になるものですが、ここでは「ビヨンセは正しかった」だとか「爆発するオーガズム」だとかもう昆虫女子の強さと昆虫男子のあわれさがもうアナタ、読んでみてほしいわ。人間は世界を支配した気でいますが、昆虫たちの方が全然繁栄していると私は思うのよ〜。

  • ばんだねいっぺい

     昆虫たちのすばらしい働きをもっと 受け入れる社会であれば、さらに、前進できるような話がたっぷり。

  • Totsuka Yoshihide

    アンヌ・スヴェルトルップ=ティーゲソ著作、小林玲子訳、丸山宗利監修。2023年青少年読書感想文全国コンクール高校生部門作品。「わたしたちヒトは長いこと「昆虫の奉仕」を当たり前のように受けてきた。けれどいま、土地の乱開発、異常気象、農薬の大量散布、外来種の拡散などにより、寒気は激変している。昆虫はひじょうに適応力が高い生きものだが、それでも従来の役割を果たせなくなりつつある。」が印象に残った。昆虫の生態に興味を持ち、よく観察し、昆虫から学びたいと思う。知らないことが多く刺激的な本だった。

  • tom

    ノルウェーの研究者が書いた昆虫に関するコラム集。ノルウェー発というところで手に取ってみた。でも、取り上げられたネタは、すでにどこかで読んだことがあるようなものばかり。ただ樹木と昆虫の関係は、初めて読んだと思う。記憶に残りそうなのは、糞虫のこと。オーストラリアに牛が入ってきた。牛は大量の糞をする。乾燥した土地に糞虫はいなかった。糞が処理されず、そのまま大量に堆積した。困ったオーストラリア政府は厳選した糞虫を導入し、ようやく、糞の山の姿が消えたとのこと。自然のバランスは絶妙至極。

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