アンナ マグダレーナ バッハ

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バッハの思い出

アンナ マグダレーナ バッハ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061592971
ISBN 10 : 4061592971
Format
Books
Publisher
Release Date
June/1999
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Fumoh

    バッハの奥様が描いたバッハの生活の記録。彼がいかなる人物であったか、彼がいかに音楽と向き合っていたかが分かります。今でいう「アーティスト」の考え方とはだいぶ異なり、彼は宗教的な考え方にそって、厳粛な性格をもって、家族や友人たちにたいしては朗らかに、一種の思慮深さと、秩序正しさ、そして微笑みを絶やさない人であったということです。また「才能など必要ない」という考え、「正しく鍛錬をつめば誰でも私のようになれる」という教えは、なにもバッハの謙遜などではなく、彼を包んでいた透徹な希望と論理そのものであったと思います

  • カネコ

  • Mrs.Holmes

    再読。私はもともとバッハの音楽が大好きでしたが、この本は本当にすばらしいです!バッハの二番目の奥さんであるアンナ・マグダレーナが書いたという触れ込みですが、200年も前に生きていた大音楽家の生身の姿を生き生きと見せてくれました。音楽の父と呼ばれているバッハが、決して天才ではなくむしろ職人としていかに音楽を、そして何のために作ったかを読んでいくうちに、こんなスゴイ人も私と同じ悩みがあったんだなあと思い、泣きながら読了しました。

  • うな坊

    一読して、仮託の書であることがわかる。妻アンナ・マグダレーナの本とは思えない。アンナの著書とすることに一抹の疑念があると翻訳者がいうのは勘が鈍すぎる。一種の伝記として読めば楽しめる。訳文も楽しめた。

  • まふ

    バッハの二番目の妻アンナ・マグダレーナによるバッハの人間像について述べた書。マグダレーナは13人もの自分の子と先妻のマリア・バルバラの4人の遺児を育てた立派なお母さんだったようだ。バッハのあの精緻・豪放かつ優美な音楽が生まれたこと自体が奇跡であるが、彼はオルガンのみならずチェンバロ、フルート、ヴィオラなど何でも演奏できる「天才」でもあったようだ。この書は「偽書」とされているらしいが、それを忘れさせる幸せな内容であり、よい本が読めてよかった。

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