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ISBN 10 : 4560098441
Content Description
「僕はいつも我らがドイツとこの運動、そしてアドルフ・ヒトラーのことを考えないわけにはいかない」(19歳の日記より)。ナチズム運動に身を捧げ、総統を崇拝して成長する若者、フランツ・アルブレヒト・シャル。彼が15歳から22歳まで、生活と心情、人種差別と歪んだ愛国心、各組織や団体の内情を生々しく筆記した一級の史料。カラー口絵8頁収録、編著者による解説と注釈を補足。
目次 : 第1章 序文(日記をめぐる顛末/ 「闘争時代」のヒトラーユーゲント/ 史料としてのシャルの日記)/ 第2章 日記(一九二八年〜一九三〇年―NS運動への道程/ 一九三一年―ある若き活動家/ 一九三二年―党同志 ほか)/ 第3章 フランツ・アルブレヒト・シャル 一九三五年〜二〇〇一年(アドルフ・ヒトラー・シューレの教師となって/ ゲシュタポに逮捕された父/ 戦中戦後 ほか)
【著者紹介】
アンドレ・ポスタート : ハンナ・アーレント全体主義研究所その他で活動するドイツの歴史学者
須藤正美 : 1956年生まれ。東京都立大学人文学部博士課程単位取得満期退学。ドイツ文学、特にカフカをはじめとするユダヤ系文学者の作品、ドイツ人とユダヤ人の関係史などを研究。早稲田大学(2010年まで)、中央大学、明治大学、慶應義塾大学などで講師を務める傍ら、文芸・実務翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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