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マッキンゼーが読み解く食と農の未来

アンドレ・アンドニアン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532358358
ISBN 10 : 4532358353
Format
Books
Release Date
August/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

グローバルと他産業の視点なしには、日本農業の未来戦略は立てられない!本書は、世界的なコンサルティング企業マッキンゼーが全世界での知見を生かして示す農業改革の書。食と農のグローバル・メガトレンドを、(1)マクロエコノミクスの変化、(2)抜本的な技術革新、(3)政策・規制の変化、(4)食習慣・食生活の変化、(5)農薬・種子・肥料など上流プレイヤーの変化、(6)消費者ニーズの変化、(7)代替品・代替手法の進化、(8)新規参入プレイヤーの8つのポイントで整理。それぞれが日本農業にどのような影響を及ぼすのかを解説し、日本農業の潜在力を最大に発揮させる戦略を提言する。

目次 : 日本農業を取り巻く環境変化を読み解く/ 第1部 食と農を変える八つのメガトレンド(農業を取り巻くマクロエコノミクスの変化/ 農業の未来を変える技術革新/ 政策・規制の変化が農業に及ぼす影響/ 食習慣・食生活の変化/ 農業ビジネスをリードする上流プレイヤー/ 世界に訪れる消費者ニーズの変化/ 代替品・代替手法の登場/ 新規参入プレイヤーの台頭)/ 第2部 日本の食と農の未来(日本農業に期待される新たな挑戦/ 日本農業のポテンシャルを最大に発揮するために)

【著者紹介】
アンドレ・アンドニアン : マッキンゼー日本支社長、マッキンゼー・アンド・カンパニーシニアパートナー。主に自動車、組立産業、先端エレクトロニクス、半導体、航空宇宙および防衛関連分野において、およそ30年にわたり、戦略やオペレーション、組織に関するコンサルティングを世界中の企業に提供。マッキンゼーにおける最高意思決定機関である株主審議会のメンバーを長期にわたって務めるなど、グローバルで多くのチームを指揮している。ウィーン大学大学院修士課程修了(経済・経営科学)、ペンシルベニア大学ウォートン校大学院修士課程修了(経営学)

川西剛史 : マッキンゼー・アンド・カンパニーアソシエイトパートナー、農業博士。大学院時代は、東京大学において、植物の病気の診断や、病原菌の生態、病気の発生メカニズム等を専門に研究。マッキンゼー・アンド・カンパニー入社前は、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会において、食品汚染や森林汚染等を調査。マッキンゼー入社後は、製造業、素材系、金融業等、幅広い分野を経験。最近では、農業・化学業界において、戦略立案および現場における実行支援、企業の変革における組織設計・人材育成に従事

山田唯人 : マッキンゼー・アンド・カンパニーパートナー。大学在学中に米国公認会計士を取得。慶應義塾大学経済学部卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーの東京支社に入社。ロンドン支社を経て、現在サステナビリティ研究グループのアジア・リーダーを務める。主に資源分野(食糧・農業・水・ケミカル分野)の課題に取り組む。日本の農産物の生産性向上・環境技術の新興国参入戦略や、公的セクター、経済成長とGreen Growthの両立を目指す特区の設計などをアジアで行う。2011年世界経済フォーラム(ダボス会議)のグローバル・シェーパーズに選出され、2013年1月ならびに2020年1月にスイス・ダボス会議に出席(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐治駿河

    この書籍は現状とこれからの農業環境を @農業を取り巻くマクロエコノミクスの変化 A農業の未来を変える技術革新 B政策・規制の変化が農業に及ぼす影響 C食習慣・食生活の変化 D農業ビジネスをリードする上流プレイヤー E世界に訪れる消費者ニーズの変化 F代替品・代替手法の登場 G新規参入プレイヤーの台頭 の8項目に分けて説明されています。この分類分けは素人ではなかなか難しい視点であると感心した半面。それぞれの内容は少し浅いですね。それでも問題点や現状を文字にして顕在化しただけでもこの書籍の価値はありますね。

  • ta_chanko

    世界人口はまだまだ増える。これから豊かになって食肉の需要が増える国も多い。「食と農」を持続可能なものにするために、何が必要か。代替肉・培養肉の開発、点滴灌漑による水・土地・肥料の効率化、AIやドローンの活用による省力化、生産・流通・消費の各パートにおけるフードロスの減少。量から質へ、ストーリー性による付加価値へ。クラウドファンディングによる資金調達、マッチングによる労働力確保。業界の垣根を取り払い、さまざまな企業・ステークホルダーがアグリビジネスに参入すること、などなど。

  • Meme

    マクロとミクロで行ったり来たりする楽しさは、この一冊で十分に味わえると思います。そもそもなぜマクロ↔ミクロが必要なのかまで、随所で丁寧に説明されています。読者想いな著者だなあと感慨に耽っていました。素敵な本です。日本人は世帯に一冊持っていて良いのではないでしょうか!

  • はとむぎ

    目新しい内容はなかったかな。主要農産物の各国のコストは参考になりました。

  • あつ子🐈‍⬛

    仕事絡みで読んだのですが、なかなか面白かった。日本農業の現状と課題、世界とのかかわり、未来への展望が外資ならではの視点で記された書籍です。今回のパンデミックは、世界中の農漁業に深刻なダメージを与えました。一方で、日進月歩のテクノロジーが従来の農業の形を確実に変え続け、企業の情熱は新たなビジネスを開拓し続けています。A・カーネギーは「賢い人は徹底的に楽天家である」と言いました。 受け継ぐべきもの、変えていかなければいけないものを正しく見定めることのできる人々を見るにつけ、私はいつもこの言葉を思い出すのです。

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