アンドレアス フェーア

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急斜面 小学館文庫

アンドレアス フェーア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094070903
ISBN 10 : 4094070907
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

違法を覚悟でおじの遺灰を撒くべく、クロイトナー上級巡査はヴァルベルク山に登った。山頂近くのレストランで奇妙な女と出会い、その後スキーで一緒に下山することになった。夜が迫る上級者コースをしばらく滑ると、月を雲が覆い、辺りが闇に包まれた。ゲレンデを外れた二人は森の中の空き地に迷い込み、雪の積もったベンチを見つける。そこに雪だるまが座っていた。ミースバッハ刑事警察の敏腕警部ヴァルナー(ただし寒がり)と、はみ出し巡査クロイトナーの迷コンビシリーズ。今作はクロイトナーの逸脱行為が事件解決(?)に大きくからむ。待望の第4弾!

【著者紹介】
アンドレアス・フェーア : 1958年、ドイツのバイエルン州生まれ。同州の放送メディアで法律関係の職務に携わる傍ら、91年から脚本家として活躍。2009年に『咆哮』で作家デビューし、フリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)新人賞を受賞。同作に始まる「ヴァルナー&クロイトナー」シリーズは本国で圧倒的人気を博している

酒寄進一 : 1958年生まれ。ドイツ文学者、翻訳家。和光大学表現学部教授。F・V・シーラッハ『犯罪』で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」の第一位受賞。ドイツ語圏の小説を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • petitlyz

    【図書館で借りた】やらかしクロイトナー、またもや第一発見者に。しかも連続で。ろくでもない事ばかりしてるのに、妙にカンが良かったりして意外に侮れない。今作も張り切ってたけど最後にちょっとかわいそうな感じに。早く元気になってまたやらかしてくれないと。長く引きずってるあくどい事件なのに、読み終わるとなぜかクロイトナーに持っていかれてる。次作ではヴァルナーのおじいちゃんもまた活躍してほしい。ヴァルナーも。

  • 星落秋風五丈原

    いや何より前に何をやってるのクロイトナー?『羊の頭』で賭けで酷い目にあったというのに、またもや賭けトランプをはじめて、身ぐるみはがれてしまう。それにしてもお友達よ、制服分捕るのは嫌がらせだよね?だって警官の制服って売れる?それも今さっきまで着てたような奴だよ、匂うよ?困った困った、このシリーズはいつからコメディになったのだ?もう一人のヴァルナ―がんばれ!

  • このシリーズは、好みです^ ^クロイトナーさん、持ってますね、でも今作では、ちと切ない。早く立ち直ってください!確かにエールを送りたくなりました。

  • ばんだねいっぺい

    翻弄されて素直に意気消沈する様子がせつなくほろ苦く、ある意味で最期のかわいい贈り物を含めドイツの三毛猫ホームズかと思った。アメリカじゃ、毒樹の果実とされているものが、別の国ではというのも滅法面白い。

  • キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

    雪だるまの表紙に怯んでしまったが、なかなか面白かった。クロイトナーの偶然力にはもはや突っ込む事もできなくなったが、これはこれでいいかもしれない。犯行の動機はこれでいいのかなーと思わないでもないが、ラストがよかったのでまあいいか。という感想でした。

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