Books

星の王子さま 角川文庫

Antoine de Saint-Exupery

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784042982197
ISBN 10 : 4042982190
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

砂漠に不時着した主人公と、彼方の惑星から来た「ちび王子」の物語。人の心をとらえて離さないこの名作は、子供に向けたお伽のように語られてきた。けれど本来サン=テグジュペリの語り口は淡々と、潔い。原文の心を伝えるべく、新たに訳された王子の言葉は、孤独に育った少年そのもの。ちょっと生意気で、それゆえに際立つ純真さが強く深く胸を打つ―。「大切なことって目にはみえない」。感動を、言葉通り、新たにする。

【著者紹介】
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ : 1900.6.29‐1944.7.31。フランス・リヨン生まれ。兵役で航空隊に入り、除隊後は民間の航空会社でパイロットとなる。26歳で作家活動を始め、1929年に最初の小説となる『南方郵便機』、31年に『夜間飛行』(仏フェミナ賞)、39年に『人間の土地』(仏アカデミー・フランセーズ文学賞)、そして43年に本作を発表し、人気を博す。第2次大戦で召集され、除隊になり、その後また志願して偵察隊に復帰。コルシカ島から出撃したまま、地中海上空で消息を絶つ

管啓次郎 : 1958年生まれ。比較文学者、詩人。明治大学大学院理工学研究科ディジタルコンテンツ系教授。訳書にベンダー『燃えるスカートの少女』、アジェンデ『パウラ、水泡なすもろき命』、コンデ『生命の樹』他多数。著書に『斜線の旅』(読売文学賞受賞)、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • (C17H26O4)

    王子さまを「ちび王子」とした管啓次郎の訳に興味を惹かれて読んだ。これまでわたしが馴染んできた品のよい雰囲気の訳とは趣が随分と異なり「ちょっと生意気なちびちゃんとして不意に現れた新しい王子の姿」に初めは戸惑ったけれど、自分のことを「おれ」と呼ぶ王子は生き生きとしていて実体を持った存在のような感じがあって、これはこれでとても良かった。訳から受ける印象は違ってもお話から伝わってきたものは全く変わらなかった。河野万里子訳も一緒に読んだのだが、今回はむしろ管訳の新鮮さに、ちび王子の方がより心に直接響いてきた。

  • 大福

    全世界で広く愛され読まれてきてる作品。恥ずかしながらこの歳になって初めて読んでみました。自分の置かれれている状況によって読み直してみたら、その時、その時によって心に響くもの、受け取り方・解釈が違うだろうな。文章も挿し絵も綺麗でみんなから長く愛されているのが手に取りわかりました。

  • けいご

    友・恋人・家族・仕事・etc。それぞれの人生の中でどの花に一番大切に水を与えてきたかい?花は注いだ時間によって徐々に愛に変わっていくはずだけど自分の元に咲いていた花はどれだったのか気付けたかい?どの愛も咲いてない?そんなはずはないよ、だって産まれてから今日まで時間は沢山経っているもの。まぁそんな花もいつかは突然無くなるんだけどね。でもその花があった場所は悲しくて美しい場所になったよ★ 砂漠みたいに何もないと思っていた世界も花があったから綺麗に見えるようになったよ。そんな一冊でした★

  • ニッポニア

    著作権切れ、様々な訳が楽しもう。メモしたところが微妙に違うのは、選ばれた言葉の違いか。砂漠で遭難し、生死を彷徨っていてみた幻覚、と言えるかもしれない。以下メモ。象を飲み込んだ蛇の絵を理解できる子どもだからぼくは心を開いた、のか。僕の星である地球の上に、一人のちび王子がいて、慰めてやらなくてはならない。花のいうことなんか聞くべきじゃなかった。権威というものは、まずは道理の上に立つものだ。君が君の薔薇のためだけに使った時間が、君の薔薇をあんなにも大切なものにするんだよ。定番の内藤訳を幼い頃みんな読んでいる。

  • ばんだねいっぺい

     「君の膵臓をたべたい」の映画を見て、有名だけど読んでなかったなーと友達と買ってみて、読んでみたが、星の王子様が言うような「数字で見る大人」になっている自分を発見して、ちょっと動揺中。どの出版社の装丁にしようかと選ぶのが楽しかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items