アントニン・スカリア

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法解釈の問題

アントニン・スカリア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326404124
ISBN 10 : 4326404124
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

法を解釈する営みについて、法学者(ローレンス・H・トライブ、メアリー・アン・グレンドン)、歴史学者(ゴードン・S・ウッド)、法哲学者(ロナルド・ドゥオーキン)とともにスリリングな議論を展開する。法学の面白さが凝縮された啓蒙書。

目次 : 制定法システムの中のコモンロー裁判所―憲法および法律の解釈における合衆国連邦裁判所の役割(アントニン・スカリア)/ コメント(ゴードン・S・ウッド)/ コメント(ローレンス・H・トライブ)/ コメント(メアリー・アン・グレンドン)/ コメント(ロナルド・ドゥオーキン)/ 応答(アントニン・スカリア)

【著者紹介】
アントニン・スカリア : 1936年〜2016年。シカゴ大学教授を経て、1986年にアメリカ連邦最高裁裁判官に就任

高畑英一郎 : 1967年生まれ。日本大学法学部教授。成城大学卒業、米国ジョージア大学ロースクール修了(LL.M.)、日本大学大学院法学研究科博士後期課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • フクロウ

    保守強行派の理論家でイタリア系の最高裁判事だった故アントニン・スカリアが、なぜ(あまりに不合理と直感的には思える)原意主義にこだわったのかがようやくわかった。生ける憲法だともはや碇がなくなるという懸念か。つまり、今の日本もそうだが、憲法文章の改正、改憲により憲法の規範内容を改めるのではなく、最高裁判事の多数派の憲法解釈の変更により憲法の規範内容を改めるやり方を許す(これが「生ける憲法」の一つの要素には違い無かろう)と、結局、社会の多数派の価値観で憲法典が変更され歯止めが無くなると。

  • 中将(予備役)

    スカリア裁判官の条文主義に関する講演と識者(トライブやドゥオーキンがいる)コメント・応答。判例や「立法者意思」(これは不確かである)ではなく、法の条文に則ったオリジナリズムが論じられ、「保守派」「歴史と伝統」などと言う言葉から受けていた印象を改めた。本文も面白いが、序文やコメントの批判も鋭い。法制史や大陸法との比較は特に興味を引いた。コモン・ロー批判から出発しているので、日本人研究者のものではあるが『アメリカ憲法のコモン・ロー的基層』も読み考えたい。

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