アントニオ・ダマシオ

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自己が心にやってくる

アントニオ・ダマシオ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152094186
ISBN 10 : 4152094184
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

意識ある心はいかにして作られるか。脳科学の第一人者ダマシオが放つ、自己と意識、心と体の関係を司るメカニズムを探る最新報告

【著者紹介】
アントニオ・R・ダマシオ : 1944年、リスボン生まれの神経学者/神経科医。リスボン大学医学部で医学を学び、渡米してアイオワ大学神経学部に所属、現在はサザンカリフォルニア大学神経科学教授、同校脳創造性研究所所長、およびソーク研究所補助教授。アメリカ科学芸術アカデミーおよびアメリカ科学アカデミー医学協会会員。『自己が心にやってくる―意識ある脳の構築』は2011年にドイツのコリーネ国際図書賞未来部門を受賞している

山形浩生 : 1964年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務するかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで広範な分野での翻訳、執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 踊る猫

    意識や心と脳の関係について実にていねいな・手堅い議論が緻密に進行していくので、読んでも読んでもなかなか「わかったつもり」にさせてくれないところが悩ましい。今回の再読でぼくなりにていねいに読み進めたのだけれど、ダマシオは脳科学の世界の実験データから遊離することなく、つまり脳というオブジェクトを見つめつつその中にある(かもしれない)心や意識を捉えんと考察を重ねているように思う。ダマシオ自身の実感まで総動員して書き進めていくその筆致はだがどこまで読者に届くものだろう。学識の豊かさと緻密さが仇となってはいないか?

  • 踊る猫

    本書でダマシオが試みたこととは(むろん、ぼくの「粗い」読みから来る推測・憶測にすぎないが)「哲学」と「脳科学」をつなぐことではないかと思う。「自己」というある種自明の、だからこそきわめて扱いが難しい対象に「意識」「心」という側面と、そして「脳」という側面から迫ってみる。これはもちろん、かなりの野心とそれを裏打ちする蓄積がなければできないことだ。精緻な議論が展開されていて、ぼく自身は楽しむことができた。そしてここから何かを生み出すべく――それこそダマシオがやったように――果敢に領域を横断して練り直してみたい

  • 1.3manen

    2010年初出。文化は脳多数による集合的な努力から生まれ発達し、その過程で死ぬ文化さえある(41頁)。生命は危うい状態で、身体内部で多数の条件が同時に満たされてのみ生命管理の仕組みが可能(55頁)。生命は身体が動的内部にあるコンポーネントについて多数の変数範囲の集合を維持(56頁)。生命体の最も本質的な保有物は、健康な生活を可能にする体内化学物質のバランスの取れた範囲(60頁)。文化や文明が創ってくれた、不完全ながら見事なうわべの背後では、生命統御(恒常性)が人の直面する基本問題(76頁〜)。

  • izw

    ダマシオの本を始めて読んだ。身体や脳から心、情動、感情、意識を生み出す機構、文化・文明が発生する経緯について考察している。仮設が氾濫し多数の研究者がそれぞれの仮説を検証すべく研究している分野であるので、確定した学説・事実というより、ダマシオの仮設・主張を展開している。訳者あとがきで書かれているように、饒舌であり様々な分野を飛び回る書きっぷりは、確かに、慣れないと読みにくい。訳者あとがきにある「主張の概要」を読んでから本文を読めばよかったかもしれない。

  • まいこ

    わかりにくい、一度読んだだけでは何が書いてあるのかわからないし、戻って読んでもよくわからない。諦めた。間違えて同じものを借りないためにメモ

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