アンデシュ・ルースルンド

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三年間の陥穽 上 ハヤカワ・ミステリ文庫

アンデシュ・ルースルンド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151821653
ISBN 10 : 4151821651
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもの人身売買を防止する団体に届いたのは、全裸で犬のリードを巻かれた少女の写真だった。グレーンス警部は、写真の手がかりを元にデンマークへ向かう。そこで明らかになったのは、ダークネットを通じた世界8カ国、21人にのぼる小児性愛者の存在だった。一斉逮捕のためには、グレーンス警部が小児性愛者を装い、ネット上でリーダーと接触する必要があった。残されたのは24時間。“グレーンス警部”シリーズ最新作。

【著者紹介】
アンデシュ・ルースルンド : スウェーデンの作家。1961年生まれ。ジャーナリストとしての活動を経て、作家ベリエ・ヘルストレムとの共著である『制裁』で2004年に推理作家デビュー。北欧ミステリの最高峰である「ガラスの鍵」賞を受賞した。『三秒間の死角』(2009年)で英国推理作家協会(CWA)賞を受賞したほか、日本では『熊と踊れ』(2014年、ステファン・トゥンベリとの共著)で『このミステリーがすごい!』、「ミステリが読みたい!」などの年間ミステリランキング一位を獲得し、国際的に高い評価を得ている

清水由貴子 : 上智大学外国語学部卒、英語・イタリア語翻訳家

下倉亮一 : スウェーデン語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    幼い女の子たちが犠牲になる話は嫌だ。作者は、2人の主人公、ピートとグレーンスが持つ拒否反応を共有しながら書いたのだろうか。読みたいくない気持ちと、こんな事態を楽しむ男たちを捕まえてほしくて読み進める。これは、イギリスの王子のひとりが関わったとされる事件がモデルになっているのかな

  • ずっきん

    グレーンス&ピートの『三』シリーズ。グレーンス警部単体のシリーズ前半よりもエンタメに舵切ってたシリーズだけど、今回の犯罪テーマは小児性愛者。さすがというか、やはりというか、半端な生ぬるい扱い方はしませんなあ。下巻へ。

  • mayumi

    グレーンス警部シリーズ。今回は小児性愛者の一斉逮捕のためにグレーンス警部は動く。やはり頼りにしてしまうのはピート・ホフマンで、本人は嫌がってるのに、無理矢理押しかけ、挙げ句の果てに殴られるという…しょうがないよね。ただ、今回はソフィアが後押しをして、結局は引き受けることに。それにしても小児性愛者の存在には嫌悪感しかないわ。奴ら全員くたばれと思いつつ下巻へ。

  • ちと強引な感じですがホフマンを引っ張り出しました。話しのネタがゲスすぎて反吐が出ます(^^;

  • tom

    グレーンス警部がこんなふうに孤独になっていたとはと、少し驚く。そんな彼が子どもの誘拐、売買、虐待のグループを発見してしまった。そして、旧友というか、利用しつくしたといえるホフマンを巻き込んで、潜入作戦を試みる。ここまでが上巻。たぶん、ホフマンは偽装がばれてひどい目に遭い、それでもグレーンス警部が立ち回って、悪い奴らを一網打尽、ホフマンも生き延びるという展開になるはず。お約束の展開だろうけれど、結末に至るまで、きっと読み手には興奮が続く。

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