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ISBN 10 : 4569850375
Content Description
コロナ禍の感染症対策では、個人の自由を強力に制限する中国をはじめとした権威主義国家の優位が目立ったとされ、民主主義国家のあり方が問われた。また、いっそう進展したデジタル技術は、国内の経済格差を広げ、人びとを孤立に追いやっていると指摘される。このまま社会の分断が加速すれば、国民の不満を巧みに吸い上げるポピュリストが跋扈する余地が生じる。再び世界は国際間の国家的連携を取り戻し、信頼ある社会を築くことができるのか―。世界の知性9人が説く、我々の手に自由を取り戻し、民主を守るための提言。
目次 : プロローグ 試される「自由」の価値/ 1 アンデシュ・ハンセン デジタルツールが蝕む心身/ 2 ロルフ・ドベリ ワクチンの普及で世界は団結せよ/ 3 ジャック・アタリ 国民の命を守る経済へ/ 4 ネイサン・シュナイダー 地域の雇用を守る協同組合のあり方/ 5 ダニエル・コーエン 経済的な地盤を失った人たちの怒り/ 6 ダグラス・マレー 移民は有史以来、最大の複雑な問題/ 7 サミュエル・ウーリー 無秩序な陰謀論がなぜ拡散されるのか/ 8 ターリ・シャーロット ポピュリストは人びとにコントロール感を与える/ 9 スティーヴン・マーフィ重松 困難を乗り越えるハートフルネスの力/ エピローグ 人類は傲慢だったのか
【著者紹介】
大野和基 : 1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。79〜97年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとしての活動を開始、国際情勢の裏側、医療問題から経済まで幅広い分野の取材・執筆を行なう。97年に帰国後も取材のため、頻繁に渡航。アメリカの最新事情に精通している。訳・編著、著書、共著、など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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幸猪
読了日:2021/10/01
ニョンブーチョッパー
読了日:2022/01/23
大先生
読了日:2022/06/03
paluko
読了日:2021/11/08
Melody_Nelson
読了日:2021/09/24
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