アンデシュ・ニューマン

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性的虐待を受けた少年たち ボ-イズ・クリニックの治療記録

アンデシュ・ニューマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794807571
ISBN 10 : 4794807570
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

性的虐待を受けた少年たちは、自らの経験をどのように受け止めているのか。なぜ、それを語れないのか。誰が少年たちを虐待するのか。本書では、少年たちの被害経験と治療過程をリアルに描く。

【著者紹介】
アンデシュ・ニューマン : 1946年生まれ。レッダ・バーネン(セーブ・ザ・チルドレン・スウェーデン)に所属する児童心理学者、心理療法士。児童性的虐待や社会福祉サービスに関する著書がある

ベリエ・スヴェンソン : 1942年生まれ。ソーシャルワーカー、心理療法士。レッダ・バーネンの付属機関「子どもと若者のためのクライシス・センター」で性的虐待を受けた子どもたちの支援に従事。レッダ・バーネンが発行するブックレット・シリーズに執筆している

太田美幸 : 1974年生まれ。一般大学社会学部卒業後、民間企業に4年間勤務したのち、一橋大学大学院社会学研究科で教育社会学を学ぶ。専門は学習社会論、成人教育論。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員、スウェーデン・リンシェーピン大学行動科学研究所客員研究員を経て、現在は鳥取大学生涯教育総合センターに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パラ野

    スウェーデンにおける心理療法。男児が性的虐待を受けた疑いがある場合、どのように心理療法を進めていくか、かなり多様な例を挙げて解説している。まずはじめに18か月ほどの通院で克服できることに驚いた。だが、後半の少年の安全と本当に被害があったという確信を得てから、当事者にも自主性が求められるという部分で納得。加害者が男性であった場合、少年が抱く大人の男モデルが崩壊するのと同時に、同性愛者に「なって」しまったのかという揺らぎが生まれる。続>

  • SK

    30*三浦しをん書評から。大人が軽い気持ちでしたとしても、子どもがどれだけ傷付くことか。衝撃を受けた。読む前の認識は甘かったことを知らされた。深刻な内容だが、読みやすく、訳者の力量にも寄ると思う。愛を求めている子どもが暴力にさらされる姿は、涙を禁じ得ない。性的虐待を受けた少年たちの悩みの一部分を取り除く意味でも、同性愛者や性的マイノリティへの偏見を取り除き、正しい知識を広めるべきであると思う。必ずしも、虐待者=同性愛者ではないし、被害者=同性愛者でもない。

  • りんふぁ

    三浦しをんさんの本で知って読んだ。複雑な気分。言葉にして吐き出しても、届かない時は蓋をするしかないんだよな。身内が多いと逃げ場がないだろうに。加害者の割合が親族というのにやるせない気持ち。

  • ybhkr

    三浦しをんちゃんおすすめシリーズ。スウェーデンのボーイズクリニックの治療記録。世界中で少年に対する性的な虐待があるだろうに、少年サバイバーに対するシェルターは少ないように思う。数としては女性に比べたら少年に対する犯罪は少ないだろうけど、同性からの虐待が9割を越える少年への性的虐待の精神的肉体的ダメージは根深く、対応すべき施設や社会の理解(男の子が性的な虐待やレイプをされるはずがない、などの誤解)の必要性を強く感じた。性急に進めるべき事案であるが、様々な施設同士のコンサルなど問題も多そうだが実現してほしい。

  • ウゴ

    フィクションの世界だと、対象が少女のそれとは異なり、何故だか大人に誘惑される少年と、その大人との淫らな関係はロマンチックに描かれがちだ。そしてまた、対象が少女のそれとは異なり、それらの作品の存在の是非はそれ程議論されない。 だが本当に、性的被害を受けた少年は傷つかないのか?その答えが知りたかったので本書を手に取った。   その答えは勿論ノーだ。性的被害を受けた少年は、性的被害を受けた少女と同じように…いや、彼女達以上に深く傷つく。本書にはそれを証明する生々しい事実が淡々と記されている

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