アンソニー・r・ウェルズ

Individuals/organizations Page

Books

ファイブ・アイズ

アンソニー・r・ウェルズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867930663
ISBN 10 : 4867930660
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

著者は、英米双方のインテリジェンス機関に仕えながら、現場の秘密工作やカウンターインテリジェンス活動に携わった異色の経歴を持つ人物。五〇年にわたってファイブ・アイズに関与してきた彼が、自らの経験とともに、この同盟の起源と発展、そして次々と新たな脅威が台頭するなかでの未来までをも明らかにする、内側からの重要な証言。

目次 : 第1章 英米の特別な関係の成立―一九六八〜七四年/ 第2章 ソ連からの挑戦―一九七四〜七八年/ 第3章 政治的・構造的変化―一九七八〜八三年/ 第4章 特別な関係の最盛期―一九八三〜二〇〇一年/ 第5章 二〇〇一年九月一一日とその余波/ 第6章 インテリジェンスの役割、使命、活動―一九九〇〜二〇一八年/ 第7章 現在の脅威と新たな脅威/ 第8章 二一世紀におけるファイブ・アイズ・コミュニティー/ 付録 著者が影響を受けた人物と恩師

【著者紹介】
アンソニー・R.ウェルズ : 英米両国の市民としてそれぞれの諜報機関に勤務した経験を持つ、存命中唯一の人物として知られる。ロンドン大学で博士号を取得後、イギリス海軍兵学校で訓練を受け海軍に入隊。情報操作などの秘密作戦に従事し、最年少で教官も務めた。米国市民となったあとは米海軍にて揚陸艦『コロナド』、潜水艦『フロリダ』等で勤務する。その後アメリカ国家諜報機関において人員、インフラ、政治システム等へのテロ攻撃のダメージ最小化等の任務を務め、現在は現代情報戦の専門家として知られている

並木均 : 1963年、新潟県上越市生まれ。中央大学法学部卒。公安調査庁、内閣情報調査室に30年間奉職したのち、2017年に退職、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • パトラッシュ

    ナチスドイツと戦った米英は情報分野でも連携したが、冷戦に突入すると加豪NZも含めた情報同盟が形成された。それから80年、ソ連崩壊から911、アラブの春と新たな事態を迎えながら、5か国の情報関係者は自由主義国の国家安全保障のため懸命に働いてきた。各国が政治や経済で対立しても決して巻き込まれず、世界平和を担ってきた姿はまさに裏の国連か。パフォーマンスや空理空論に終始する表の国連よりも、よほど役立っている。大統領も首相も数え切れないほど変わったが、変わらず黙々と任務を果たして年老いていく彼らこそ真の英雄なのだ。

  • KAZOO

    「エシュロン」という言葉は何度か聞いたことがあるのですが、「ファイブ・アイズ」は聞いたことがありませんでした。ファイブ・アイズとは米・英・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの英語圏の5か国によるインテリジェンス共有体制の通称とのことです。この著作はそこに数十年携わってきた人によるその内情を説明したものですが、私はなぜこのようなものがありながら、9.11が起きたのかを知りたいと思いました。確かに目が違い方向を向いていたことやほかの組織が弱体化していたこともあったようです。若干言わけがあるようです。

  • kk

    図書館本。英海軍出身の著者が、数十年に及ぶ情報関連業務を振り返り、英米間の情報・海軍協力や所謂「ファイブ・アイ」協力の経緯・意義などを述懐。併せて今日のデジタル環境下における情報領域の脅威・リスクの実態を紹介しつつ、先端技術を用いた対応や多国間協力の重要性等を提唱。勉強になる面も多々ある一方、語り口が些かとりとめなく、どっかのご隠居が昔の自慢話とか説教をしているような趣も。また、これだけの著作を翻訳するのはたいへんなこととは思うものの、この日本語の読みにくさは特筆すべきレベル。誤訳も少なからず。

  • いいちゃん07

    スパイ小説で「エシュロン」という名称を聞いたことはあるでしょうか? 前記作品群では、世界中の通信を傍受・収集しているシステムを指すことが多いです。 現実世界での「ファイブ・アイズ」とは、米英加豪+ニュージーランドという英語圏を主とする情報コミュニティを指します。同コミュは日々サイバー空間で音声・テキスト・様々な信号を収集しています。軍事は勿論、対麻薬カルテル、対テロとその情報を分析して然るべき部門へ情報共有しています。 トム・クランシー作品が好みならば必読だと思います。まさにオプセンターの世界です。

  • やすお

    ファイブ・アイズとは英米加豪ニュージーランドの5カ国で構成されるインテリジェント同盟のこと。第二次世界大戦から冷戦を経て現在も機能している同盟である。ファイブ・アイズの行動を中の人が語るのだが、著者が公開情報しか書けないと前置きしているものの、著者が経験した事は、現代の諜報の奥深さを想像し得るものだ。公開できる範囲でこれだけ書けるのなら、隠されたものはどれだけヤバイのか容易に想像できる。やはり日本もCIAやMI6のような諜報機関が必要だな。軍事的ではなく経済的に負けないようにだ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items