アンソニー・マクカーテン

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ゴーイング・ゼロ

アンソニー・マクカーテン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094072020
ISBN 10 : 4094072020
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ハリウッドの寵児が放つ今年最驚のスリラー

CIAと巨大IT企業〈ワールド・シェア〉社は、犯罪者を追跡するプログラム〈フュージョン〉の実用化に向けて準備を進めていた。1か月間見つからずに逃げ切れば300万ドルが手に入るという条件で無作為に選ばれた10名の参加者を集め、実証実験〈ゴーイング・ゼロ〉βテストを開始する。だが、ある女性の存在が大きな誤算となり、事態は思いもよらない方向へ‥‥。

国家の威信を賭けたゲーム、からの反転。
超監視社会、超デジタル化社会に生きる我々に突きつけられた問い。

『博士と彼女のセオリー』『ボヘミアン・ラプソディ』『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』『2人のローマ教皇』で4度のアカデミー賞ノミネートを果たしたハリウッド随一の脚本家による、2024年最驚のスリラー上陸!
2024年バリー賞ベスト・スリラー候補作。
解説は作家・ジャーナリストの手嶋龍一氏。

【編集担当からのおすすめ情報】
2015年の映画『博士と彼女のセオリー』をはじめ、この10年間で『ボヘミアン・ラプソディ』『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』『2人のローマ教皇』と計4作でアカデミー賞の脚色賞、脚本賞にノミネートされたハリウッドの寵児アンソニー・マクカーテン。
彼は脚本家としてデビューする以前、1999年から作家として多数の本を出版し、海外でも紹介され高い評価を得てきました。そんなマクカーテンによるスリラー・デビューとなった本作は、映画脚本家として培った力を余すこと無く注ぎ込んだ大傑作です。
先の読めない極上エンタメとしての推進力、キャラの立った登場人物たちの造形、さらに我々が今まさに生きている世界に対する鋭い問い。
本作を絶賛する作家の一人、『評決の代償』のグレアム・ムーアはこう語っています。
「もうこれまでと同じ目で自分の携帯を見ることはないだろう」
ぜひ、その目でその言葉の真意を確かめてください。


【著者紹介】
アンソニー・マクカーテン : 1961年、ニュージーランド生まれ。『Spinners』(2000年)で作家デビュー。以後十作の小説を発表、二十六カ国語に翻訳されている。脚本を手がけた『博士と彼女のセオリー』『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』『ボヘミアン・ラプソディ』『2人のローマ教皇』はアカデミー作品賞や脚色賞などにノミネートされている

堀川志野舞 : 横浜市立大学国際文化学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しゃお

    巨大IT企業の犯罪者追跡システムをCIAが共同運用のため実証実験を行い、集められた10人は1か月逃げ切る事ができれば300万$の報酬が。犯罪を防ぐ為にはプライバシーの侵害も問題ないという恐るべきでありそうなシステムと設定が魅力的。しかしその設定部分は色々甘いところもあり、読んでいて気になったかな。でも、途中で反転させる展開はスリリングで面白かったです。ラストはどうにもすっきりしませんが、この辺は好みの問題でしょうし、やはり映画向きなお話です。印象に残ったのは人は自らプライバシーを明け渡す生き物だという事。

  • おうつき

    名作映画の脚本を手掛けている作家が書いた話なだけあってかなり映像化向きな内容になっている。国家とIT企業のテクノロジーを駆使した監視システムから一カ月間逃げ延びることができるのか?後半はなるほどこうきたかという感じでした。

  • 0717

    CIAと巨大IT企業が開発した犯罪者追跡システム、その最終実証実験「ゴーイングゼロ」に10名が参加する。一ヶ月間見つからずに逃げ切れば、三百万ドルが手に入るのだ。次々と参加者が捕まっていく中、図書館司書の女性の存在が、思わぬ事態を引き起こしていく...。最初は単なる逃走モノかなと思ったが、中盤で明かされる女性の正体から追う者が追い詰められる意外な展開に。面白かったです。

  • 田中峰和

    ハリウッドの脚本家だけに映像的な表現に引き込まれる。親友をテロ銃撃で亡くしたサイは、犯罪を未然に防ぐためのシステムを開発し、国家に売ろうとする。システムのPRも兼ねて10人の逃亡者を見つけ出すゲームを開始。一人ずつ捕獲していく場面は退屈だったが、フェーズ2になって身代わりになった女性から最後の逃亡者となったサマンサの企みを知ることになる。彼女の夫はイラン潜入で拘束され行方不明に。CIAに夫の行方を探させるのが、今回ゲーム参加の目的だった。サイはITの天才だったが、小悪党だった。スノーデンの方が偉い。

  • tsubaki

    面白かった! 巨大IT企業とCIAが企画したスケールの大きな鬼ごっこ。逃走するのは公募で選ばれた10人。街中にある防犯カメラの映像が彼らを見つけ出す。 IT企業はプライバシーを無視した監視システムも構築しており、その実証実験でもあった。 とうとう最後の1人になった図書館司書のケイトリン。 そこからの第二章からが! ケイトリンの真の目的が分かると俄然応援してしまう。 生活が便利になるのはありがたいけど、こんな風に監視されてしまうのかと思うとゾゾっとする。

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