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シャーロック・ホームズ 絹の家

アンソニー・ホロヴィッツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041025109
ISBN 10 : 4041025109
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ホームズの下を相談に訪れた美術商の男。アメリカである事件に巻きこれまて以来、不審な男の影に怯えていると言う。ホームズは、ベイカー街別働隊の少年達に捜査を手伝わせるが、その中の1人が惨殺死体となって発見される。手がかりは、死体の手首に巻き付けられた絹のリボンと、捜査のうちに浮上する「絹の家」という言葉…。ワトスンが残した新たなホームズの活躍と、戦慄の事件の真相とは?

【著者紹介】
アンソニー・ホロヴィッツ : 1955年生まれ。ロンドン在住。作家、脚本家。世界で1900万部の人気を誇る「アレックス・ライダー」シリーズなど多数の著書がある一方、脚本家として数多くのテレビ・ドラマ作品も手がけている

駒月雅子 : 1962年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    久しぶりにホームズとワトスンに会えたというだけで感慨深い。が、作者の死後に財団だかなんだか知らんが、勝手に公認するのってどうなの?と思ってしまう私は古い人間なのだろうか…。内容は他のホームズ長編と同様に、冒険小説的な色も強めで、現代的な題材も組み込むことで、新鮮さを出したものになっている。人によっては、正典にはない、重さや暗さに拒否反応が出そう。文体とかがどれくらい再現性高いのかは、翻訳だし良くわからない。あの一目見ただけで、相手の職業や、近況を言い当てる恒例のくだりは、それっぽさが良く出ていた気がする。

  • Tetchy

    正典を読んでいるかのような錯覚に陥るほどの出来栄え。本書の中に登場する数々の人名や事件の数々は正典とのリンクが多々見られ、生粋のシャーロッキアンならばニヤリとするに違いない。しかしホロヴィッツ、実に器用な作家である。そして彼が単に器用な作家に留まらず、センス・オブ・ワンダーを持っていることが今回よく解った。まさに続編と呼ぶに相応しいホームズ作品だった。そしてそんな大仕事を見事にこなしたホロヴィッツはまさにミステリの職人だ。こんなミステリマインドを持った作家が日本ではなく、英国に今いることが驚きだ。

  • nobby

    さすが「六十一番目のホームズ作品」公式認定は伊達じゃない!それがホロヴィッツによるのだから、そりゃ面白いはずだね♬ワトスンによる回想から語られるのは訳あっての未発表事件…もったいぶった書き出しで徐々に明かされる真相にドンヨリ気分は重たい…それでもベイカー街221Bでの職業・事由当て観察推理から始まり、麻薬に変装と危なっかしくも疾駆する様に目が離せない!途中で挟まれる様々な人物や事柄にニヤリとさせられ、あのProf.も一応登場(笑)一気読みの後は、もう最初から全て繋がっていたことに気付かされ感銘するばかり!

  • KAZOO

    この作家のものが最近は読まれているようです。この本の続きの「モリアーティ」や「カササギ殺人事件」などですが。これはホームズもので聖典に出てくるちょっとしたことから思いついたようです。アメリカの関連の事件からベーカーストリートレギュラーズのメンバーが殺されて、ということでホームズも危機に陥ったりします。ただ最後はいつもどおりのお決まりで決着します。二つの大きな事件が絡んでということで楽しめました。この題名がポイントなのでしょう。

  • Die-Go

    図書館本。シャーロック・ホームズもの39冊目。本編シリーズの続編としてアンソニー・ホロヴィッツの筆によって描かれる。ホームズが生き生きとよみがえり、読みごたえがあった。聖典を読み終えてしまって、それでもまだまだホームズを読みたいという方におすすめ。★★★★☆

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