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中世トラベルガイド ヨーロッパから世界の果てまで

アンソニー・ベイル

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309229737
ISBN 10 : 4309229735
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

当時の旅行記・ガイド本が語る、「中世」の歩き方!中世後期、歴史の転換点を迎えつつあったヨーロッパの人々。彼らは「外の世界」をどのように眺めたのだろう?ローマの聖顔布、宙に浮かぶ十字架、アフリカの伝説の王国、鷹と姫君の暮らす城、若返りの泉、羊が生える木…。現実と幻想が交差する旅を追体験!お役立ち情報も充実!お金事情、会話フレーズ集、人気のお土産、etc.

目次 : 1 一四九一年の世界の形、あるいはマルティン・ベハイムを巡る序文/ 2 ベアトリス、ヘンリー、トマスの旅の出発点/ 3 アーヘンからボルツァーノへ/ 4 ヴェネツィア滞在、そしてローマへ/ 5 大海を渡って―ヴェネツィアからキプロス島へ/ 6 コンスタンティノープル街歩き/ 7 聖地からバビロンへ/ 8 イェルサレム街歩き/ 9 エチオピアに寄り道/ 10 シルクロードにて/ 11 ペルシャからインドへ/ 12 すべての道は大都に通じる/ 13 西を訪ねて/ 14 駆け足で巡る対蹠地、そして世界の果て/ 15 終章―旅の終わり

【著者紹介】
アンソニー・ベイル : ケンブリッジ大学教授。専門は西洋中世の文学・文化。ロンドン大学バークベック・カレッジ教授を経て現職。優れた業績が評価され、「Philip Leverhulme Prize」(2011年)や「Leverhulme Major Research Fellowship」(2023‐26年)をはじめ、数々の学術賞とフェローシップを獲得

ダコスタ吉村花子 : 翻訳家。明治学院大学文学部フランス文学科を経て、リモージュ大学歴史学DEA修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • スプリント

    虚実入り混じっていて読んでいて楽しい。 中世の世界旅行を経験できる。

  • カレーうどん

    中世ヨーロッパの人々に向けたトラベルガイドのようです。中世の医者が旅をする前に、瀉血をして、心身を整えよ、みたいな事が書かれていました。中世の医者には悪気はきっと無いんでしょう。それどころか本気で親切のつもりで言っているんでしょうね。そこがとても興味深かったです。

  • Go Extreme

    宗教的・神学的世界観 エルサレムが世界の中心 羊が木に生えるカルディエ 忍耐を入れるためのもの 乗客用馬車は存在せず 旅の四つの主要な動機 現実と空想の境界線 生きた地図帳 怪物的な種族 究極の他者 自然の秩序と創造の論理を侵犯する存在 既知の世界の境界を示す存在 神話と歴史の区別は存在せず 旅行案内書を使用した最初の人々 生存マニュアル 楽しむ<いかに耐え忍ぶか アイデンティティを交渉する手段 非ヨーロッパ人の視点 物語、欲望、空想の世界 大切にされた過去 憧れられた未来 そこで見つけるのは私たち自身

  • tokumei17794691

    船旅の苦労や旅行手続きも細々と書いてあり、好物のテーマの本。現在のモロッコ、チュニジアあたりも出てくるのかと思っていたが、アフリカは基本的にエジプト、エチオピアだった。キリスト教の巡礼の旅も多かったが、そのあたりの知識や関心が薄いので、よく分からなかった。むしろ簡潔なぶん、本文よりもコラムのほうが面白かった(特に「モンゴル系中国の食」(モンゴル人の食事作法)」。地図が大雑把。各章でその章関連の詳細な地図と、当該章に明確な主人公がいる場合には、地図に主人公のルートを書き込んでほしかった。

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