Product Details
ISBN 10 : 448051063X
Content Description
後期近代において、個人は特定の場所や宗教、慣習から切り離され、グローバルな社会と相互に繋がるようになった。常に新たな情報に開かれ、継続的な変化が前提となる時代に、自己アイデンティティは外的準拠点を失い、その物語を自ら構成しつづけることでのみ保たれる「再帰的プロジェクト」となる。それは、不確実で多様な選択肢の中から「いかに生きるべきか」を選び続ける重荷を自己に課すものでもあった。精神分析、心理学、社会学など多分野の研究をもとに独自の理論的枠組みを作り上げ、近代的自己の持つ可能性と苦難を読み解いた現代的古典。
目次 : 第1章 ハイ・モダニティの輪郭/ 第2章 自己:存在論的安心と実存的不安/ 第3章 自己の軌跡/ 第4章 宿命、リスク、安心/ 第5章 経験の隔離/ 第6章 自己の苦難/ 第7章 ライフ・ポリティクスの登場
【著者紹介】
アンソニー・ギデンズ : 1938年、イギリス生まれ。社会学者。ケンブリッジ大学教授などを経て、LSEの学長を務めた。現在はLSE名誉教授、イギリスの上院議員。著書多数
秋吉美都 : 1969年生まれ。社会学者。専修大学人間科学部教授
安藤太郎 : 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学
筒井淳也 : 1970年生まれ。社会学者。立命館大学産業社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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∃.狂茶党
読了日:2025/08/13
テツ
読了日:2023/10/28
フクロウ
読了日:2022/10/16
tharaud
読了日:2022/03/05
かとたか
読了日:2022/02/12
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