アレハンドロ・ホドロフスキー

Individuals/organizations Page

Books

リアリティのダンス

アレハンドロ・ホドロフスキー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784892570766
ISBN 10 : 4892570761
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

詩人、小説家、漫画原作者、演劇人、マイム役者、人形遣い、画家、タロット研究者、そして、サイコテラピスト。カルトムービーの鬼才は、マルチアーティストだった。いじめ、虐待を受けた少年期、詩へのめざめ、瑞々しくも激しい恋と友情、数々の芸術実験、オカルト的精神修行、そしてサイコテラピーの道へ。ホドロフスキーは、今もイマジネーションの限界を押し広げようと絶えざる努力をしている。踊り出す現実世界と立ちあがる幻想世界、想像力で自分の世界をつくってきた『エル・トポ』監督自伝。

目次 : 幼年期/ 暗い年月/ 最初の行為/ 詩的行為/ 宗教としての演劇/ 果てしない夢/ 魔術師、師、シャーマン、呪術医/ マジックからサイコマジックへ/ サイコマジックからサイコシャーマニズムへ/ マリアンヌ・コスタによって記録されたサイコマジックの処方行為(付録資料一)/ サイコマジックについての短い書簡集(付録資料二)

【著者紹介】
アレハンドロ・ホドロフスキー : 1929年、ロシア系ユダヤ人としてチリに生まれる。映画監督、詩人、小説家、演劇人、マイム役者、人形遣い、画家、漫画原作者、タロット研究者、サイコテラピスト

青木健史 : 1967年、山口県生まれ。東京外国語大学卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。慶應義塾大学経済学部非常勤講師。専攻はラテンアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Vakira

    「エル・トポ」「サンタ・サングレ」、この本と同名の「リアリティのダンス」等私の大好きな映画監督の約500ページにわたる自叙伝。詩人である。それも前衛的。自分の存在をアピールするためか、その詩は攻撃的。世界への破壊性は家族の愛がなかった事への反抗だったのだろうか?私の好きな映画監督、園子温と似た様な匂いを感じた。そういえば園子温も詩人だった。残念なのは自叙伝の後半は自分のライフワークであるサイコセラピー、シャーマンの話。もっと映画やデューン創作の話を聞きたかった。でもまあホドロフスキーの創造力の源を垣間見た

  • 梟をめぐる読書

    中南米を代表する映像作家の貴重なメモワールであり、その最新監督作の原作シナリオでもある一冊…のはずなのだが、業界的な裏話をスルーして幼少時からの啓示的体験を訥々と語り、彼自身の創案による「サイコテラピー」の臨床例が延々と綴られていく本書が「自伝」の体裁を為しているとは、およそ言い難い。にも関わらず、ここには紛れもなくあの<zドロフスキー精神が刻印されており、またオカルティズムやマチズムの横行する前近代の価値観と外来の近代的な価値観に板挟みされたラテンアメリカ知識人の現実が否応なく映し出されている。

  • garth

    早すぎたハプニングとしての「詩的行為」の話が面白すぎる。「夢見がちなカップルや観光客がするように、「ビクトリア」と呼ばれる天蓋のない四輪馬車を一台、借りることにした。町の中心のいちばん美しい通りとその周辺を、五キロ走ろうと言ってくれた。私たちは承諾した。ただ、快適に座って移動するかわりに、ビクトリアの後ろを追いかけて走った(つまり、私たちは勝利(ビクトリア)を追い求めた)。最後の三百メートルで追いつき、走るのをやめて座席に腰掛け、チャンピオンのポーズで両腕を高く掲げた……」

  • Mark.jr

    永遠のカルト作家の一人、Alejandro Jodorowsky。本書は、その自伝的著作になります。この手のアーティストの自伝的本ではよくあるように、自身の半生の回想と同じぐらい著者の芸術・作品への思想の記述にも多く割かれています。本書の場合は、著者が傾倒しているタロットに代表される神秘主義的なものですが、オカルティックというよりも「百年の孤独」的マジックリアリズム。それは出身地である南米チリの風土によるものか、80才超えてもなお旺盛な著者のパッションによるものなのか。その両方かも。

  • Kensuke

    今年「リアリティのダンス」「エンドレス・ポエトリー」「サンタ・サングレ」と3本ホドロフスキー監督作品を鑑賞して(3本の中でも「リアリティのダンス」は出色の出来)、自分とは主義主張・物の見方がかなり違う人物なのにとても強力でカリスマ的な物語る能力で深く感動させられたのは自分にとってすごく新鮮な驚きだった。そんな事があったので正直ホドロフスキーのことをどこか胡散臭い眉唾ジジイと思いながらもだからこそ敢えてというべきかまた新たな発見があるかもしれぬと思って本作を手に取ってみた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items