アレックス・ローゼンブラット

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ウーバーランド(仮)

アレックス・ローゼンブラット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791771868
ISBN 10 : 4791771869
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アルゴリズムで「最適化」されたプラットフォームで、スキマ時間に好きなだけ働くことを提案する「ギグエコノミー」の時代。アプリ設計上の小さなしかけから長期戦略まで、巨大テクノロジー企業が生んだ新しい働き方の光と影を、Uberの役員や125人のドライバーへのインタビューから暴き出す。

目次 : 序論 アプリを使って仕事をする―ニューエコノミーのシンボルとしてのUber/ 1 運転という魅力あふれる仕事―Uberはシェアリング・エコノミーの神話をどう利用するか/ 2 ドライバーになるモチベーション―Uberのシステムはフルタイム・ドライバーと趣味のドライバーの報酬をどのように変えているか/ 3 テクノロジーの売り込み―Uberはどのように大衆に起業家精神を生みだしているか/ 4 怪しい仲介者―Uberは料金をどのように操作しているか/ 5 背後に隠れて―Uberはどのようにアルゴリズムを利用してドライバーを管理するか/ 6 メジャーリーグでプレイする―Uberはどう試合を運ぶか/ 結論 Uberの新時代―テクノロジーの消費は働き方のルールをどのように書き換えたか/ 付録1 研究手法―私はUberをどのように調査したか/ 付録2 Uberを超えるライドヘイリング―双子の弟分Lyftとの出会い

【著者紹介】
アレックス・ローゼンブラット : テクノロジー・エスノグラファー。データ・アンド・ソサエティ研究所の研究者。マギル大学歴史学学士号、クイーンズ大学社会学修士号取得

飯嶋貴子 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • YUJIRO

    Uberを主に運転手の視点から取り上げる作品。Uberが語られる際は(特に書籍だと)シェア経済やMaaSの文脈で取り上げられることが多く、ほとんどが好意的に取り上げられている。本書は、乗客の享受する便利さの引換としてドライバーがどのような境遇にいるのかを参与観察を通して緻密に描く。テクノロジーを前面に押し出し、法律のグレーゾーンを突くことで成長してきた陰でどのような影響があったかを知ることができる。

  • みみずばれ

    2018年米国にて出版。テーマは副題の通り。Uberは自身をタクシー会社ではなく、テック企業と定義する。さらに、ドライバーを被雇用者ではなく個人事業主とみなし、自社サービスのユーザーとして扱う。驚くことにUberの理屈では、乗客もドライバーも共に「消費者」なのである。この定義によりUberはタクシー業界や労使に関する法律や規制・責任を回避し続けてきた。テック企業がアルゴリズムにより消費者を管理してきた手法を、Uberは雇用に適用し、それが一社を超えて既に我々の社会を変えてしまったことを筆者は指摘する。

  • takao

    Uberはデータドリブンのアルゴリズム的レコメンデーションと行動的介入を利用して、お金の流れを管理している。 Uberにとって、ドライバーと乗客は等しく、そのテクノロジー・サービスの消費者。 ドライバーには人間の上司はいない。(問題解決は自分でやらざるを得ない。)

  • キミ兄

    タイトルは大げさだがUberのドライバーにインタビューした研究論文。いや、エッセイ。Uberはシェアリングエコノミーだとされているが、実際にはドライバーはシェアされず専有されるという論。同じ話が繰り返し出てくるので読むのが辛い。☆☆。

  • icon

    NYのように格差が大きいとお店を教えてくれることが少なかったりするが、ニューオーリンズではもっと教えてくれるなど、uberから見えるものもあるのだなと。新しい経済的価値(シェアリングなど)、テクノロジーという「例外」、ミレニアル時代の働き方。

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