アレックス・マイクリーディーズ

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ギリシャ悲劇の殺人 ハヤカワ・ミステリ文庫

アレックス・マイクリーディーズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151859519
ISBN 10 : 4151859519
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

セラピストのマリアナは、姪のゾーイに親友が殺されたと相談を受ける。犯人は大学教授のフォスカだと言い張るゾーイだったが‥‥

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yukaring

    二転三転する展開に翻弄されすっかり放心状態の読後感。作者の巧みなミスリードに騙されること間違いなしのサイコサスペンス。繰り返し現れるペルセポネのモチーフやメイデンズ(乙女達)と呼ばれる謎の集団、ギリシャ悲劇のエッセンスをたっぷりちりばめた物語。ケンブリッジに通う姪の友人が惨殺され、セラピストのマリアナは心配して彼女の元に駆けつける。姪の話からあるカリスマ教授を疑うが彼にはアリバイがあり…。そして次々と起こる殺人や怪しいカードの存在。誰も彼も怪しく見えて誰も信じられない不穏な展開にすっかり取り込まれる1冊。

  • koo

     セラピストマリアナが大学に通う姪のゾーイから友人が殺されたと相談され彼女の為に犯人を捜査してゆくストーリー。読み終えると久々に◯◯を用いた反転のあるサイコサスペンスが味わえ数々の不満点も作者のミスディレクションだったとわかりますがそれは読み終えての話で主人公マリアナが頼まれてもないのに嗅ぎ回る姿は滑稽そのもの、不必要な信頼できない登場人物達同士の会話ばかりで終盤までかなりイライラしました(笑)読みやすいし本来は好きなプロットなんですが中盤までのストーリーが満足感を損ねちょっと惜しいです。

  • うーちゃん

    「サイコセラピスト」が良作だった著者の第二弾。またも心理療法士が主人公で、ギリシャ悲劇の存在感も強い。前作との共通項が多いからこそ、「ん、期待し過ぎたかな?」というのが正直な感想だ。学園スリラーがやりたいのか、レクター博士とクラリス風がやりたいのか、“それ風”の雰囲気をちょこちょこ入れて中途半端に終わっている。最後は火サス並みに犯人がネタバレ大演説するし。著者の人生観がストーリーに反映されているらしいことには興味があるので、次作も読みたいが。結論、不安定な人はセラピストやっちゃだめ。

  • スイ

    おおお、おおおおお…!!!!! やられた…面白かった。 主人公はじめ、ぜんっぜん好きになれる人がいない。 でも読んでしまう引っ張り方のうまさ。

  • 2470913

    主人公のマリアナには感情移入できなかった。自意識過剰で、複数の男性から言い寄られるせいなのか、身勝手な行動が多くセラピストしての資質に疑問符が付いた。結末も奇を狙った物に映ってしまい読みやすい分重厚さに欠いた作品だった。

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