アレステア・レナルズ

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啓示空間

アレステア・レナルズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150115333
ISBN 10 : 4150115338
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

その内部には「啓示空間」があり、驚異の科学技術が隠されているといわれる謎の空間シュラウドからただ一人生還したダン・シルベステは、リサーガム星で異星種族の遺跡を発掘中、その滅亡の原因を解く鍵として、中性子星ハデスを差し示す手がかりを得るが…99万年前の異星種族絶滅の謎、巨大ラム・シップ内の暗闘、中性子星に隠された秘密などを背景に、人類の存亡をかけた戦いをグランドスケールで描く迫真の宇宙SF。

【著者紹介】
アレステア・レナルズ : 1966年イギリスの南ウェールズ生まれ。ニューカースル大学で物理と天文学を学び、スコットランドのセントアンドリューズ大学で天文学の博士号を取得した。1991年、オランダに移住し欧州宇宙技術センターに入社。その前年の1990年、「インターゾーン」第36号に掲載された短篇“Nunivak Snowflakes”で作家デビュー。以来、仕事のかたわら短篇を発表していたが、2000年に本書で長篇デビュー。たちまち話題沸騰となり、英国SF協会賞とアーサー・C.クラーク賞にノミネートされた。翌年発表した『カズムシティ』(ハヤカワ文庫近刊)で見事英国SF協会賞を受賞。その後も毎年重厚な長篇SFを発表し、現代英国SF界を代表する俊英として高く評価されている。2004年、退職してフルタイム作家となった

中原尚哉 : 1964年生、1987年東京都立大学人文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    アレステア・レナレズは初読。長大なSF作品だが、重厚さはあまりない。それは本作のSF作法がスペースオペラのそれであるからに他ならない。舞台空間を宇宙に広げ、しかもそこに歴史を絡ませることで、時間軸の方向にも拡張を図るのである。そして、物語展開の上からはハードボイルドによる力業を用いる。私がSFに求めるSFならではの世界観といったものは、残念ながらそこには見当たらない。すなわち、SFでしか味わえない魂の根底からの震撼が得られないのだ。

  • ケイ

    上下巻で1000頁くらいの作品はわりにあるはずだが、一冊だと読み終わるのが大変な気がした。気の持ちようなんだけど。スペース物が特に好みではないのだが、展開が予想を超えていたり、人物の語りの視点も幾つかあるのがなかなか面白かった。とはいえ、是非読んだらいいよとおすすめは出来ないかな。もう少しコンパクトならいいのに。

  • まふ

    1000ページ超の文庫本というバケモノみたいな本をひたすら「通読」した。西暦26世紀、銀河系の別宇宙での話。考古学者ダニエル・シルヴェスティは地球人類とは別のアマランティン族が突然滅びたことに深い興味を抱き、その謎を解き明かそうとして、銀河全体に脅威を与える「感染症」や謎のテクノロジーに関わる危険な秘密に近づいていく…。登場人物も多く、ハナシが複雑なので一読、理解したとは言えない。SFオンチなので、ワクワク感が全く起きず、ドコガオモシロイノカとつぶやきながら「読了」した。G618/1000。

  • NAO

    西暦26世紀中頃の銀河系内宇宙を舞台とするスペースオペラ。まず手にとって驚くのが、その分厚さ。文庫本で1030ページを越える話は、とにかく場面転換が多く、ごちゃごちゃしている。さらに、ラノベ的なイラストの人物紹介に再び驚かされる。本を間違えたのかと思うほどだ。ということで、読みにくそうで実はそうでもないのだが、いろいろな設定があるのにそれほど心には響かない。とにかく、軽い。ゲーム好きには、おもしろいのかも。

  • ヘラジカ

    以前から勧められていた父親の蔵書。内容は軽いエンタメなのに物質的には重い。こんな作りにして絶対に損していると思うのだけれど、それはまあ置いておく。今まで何度かスペオペには挑戦してきたが、どれも好みじゃなくて読むのが苦痛だった。これもはっきり言うとあまり合わない。しかし物語として純粋に結構面白いので飽きず挫折せず読み終えることができた。ちょっとギミックを詰め込みすぎな感じはするけど。その点、どっかの誰かも言ってたが名作『ハイペリオン』とは到底比べられない。あの作品はギミックの配置が本当に秀逸だった。

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