Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 植田 和昭

  読了日：2023/10/22

  美しい装丁、見事な発色のオールカラーページ、詳細な地図。すばらしい本です。ただ、火砲と訳さないといけないところが、銃となっていたので、原書房さんに手紙を書きました。ツエッペリン飛行船のロンドン空襲に始まり、第一次大戦、第二次大と現在を扱っていますが、現代史があまりにも短くて残念。しかし、地図上に航空戦を表そうとするところが斬新です。値段は高かったのですが、それだけの価値がありました。最近は、こういう分野のハードカバー本が少ないので貴重な書物です。軍事研究は欧米では立派な趣味なのに日本では評価されないなあ。

• YS-56

  読了日：2011/02/12

  人類が空を戦場に加えた後の一世紀の歴史を。近年のアフガン・イラクまで比較的分かり易く流れを教科書を読むような感じでつかむことができます。本筋には関係ないですが、「巡洋戦艦」を上手く訳せてなかったのは惜しい。あと、133ページのフェアリー・バトルについての記述に涙が。それにしても、19世紀末から20世紀初頭にかけての人々の空にかける情熱は何か羨ましかった。21世紀に生きる自分たちが先人と同じ思いを望むならば、やはりそれは宇宙、ということであってほしいです。しかし、まだまだ重力に魂を縛られているからなぁ…。

• のぶのぶ

  読了日：2013/05/24

  気球の軍事利用〜現代までの主要な航空戦を網羅的に押さえてある入門書という感じ。図版や地図も多くわかりやすい。ただし入門書としては少々お値段が…ｗ また第二次大戦以降はサラリとしか触れていない。かなりの大判なので店頭で購入の際は注意されたし。

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