アレクサンドル・リトビネンコ

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ロシア闇の戦争 プ-チンと秘密警察の恐るべきテロ工作を暴く

アレクサンドル・リトビネンコ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334961985
ISBN 10 : 4334961983
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

リトヴィネンコは本書を書いたために毒殺された。ロシア全土を震撼させた、連続アパート爆破事件の真相を追究した衝撃のノンフィクション。ロシア政府が体制維持のため、いかにテロを自作自演し続けてきたかを暴露。

【著者紹介】
アレクサンドル・リトヴィネンコ : 1962年ウォロネジ生まれ。’88年からソ連国家保安委員会(KGB)防諜局、’91年からロシア保安省(MB)、連邦防諜庁(FSK)、連邦保安庁(FSB)に在籍、反テロ活動と組織犯罪撲滅を専門とする。’97年、最も秘密の部門とされる犯罪組織分析局の上級作戦将校・第七部副部長。’98年11月、モスクワでの記者会見でFSBから受けた違法な暗殺指令などを暴露した。翌’99年から2000年にかけて逮捕、監獄収監、釈放を繰り返す。’01年5月、英国で政治亡命が認められ、’06年10月に英国市民権取得。’06年11月、ロンドンで殺害

ユーリー・フェリシチンスキー : 1956年モスクワ生まれ。’74年レーニン記念モスクワ国立教育大学歴史学部に入学。’78年に米国に移住した。米国のブランデイス大学とラットガース大学で歴史を学び、ラットガース大学で博士号(歴史)を取得。’93年にロシア科学アカデミーの歴史研究所で外国人として初めて博士論文の公開審査にパスした。ロシア社会主義一〇月革命に関する歴史関係著書や論文多数

中沢孝之 : 1935年生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒。時事総合研究所客員研究員。時事通信社に入社、経済部記者、モスクワ支局長、外信部長などを歴任。県立新潟女子短期大学教授、長岡大学教授を務めた。日本対外文化協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 燃えつきた棒

    FSB(連邦保安庁)中佐だったリトヴィネンコは、1997年、オリガルヒのベレゾフスキーらの暗殺を命じられるも、これを拒否し、翌年11月の記者会見でこれを暴露したため、FSBを追われた。 2000年にイギリスに亡命したリトヴィネンコは、02年、フェリシチンスキーとともに本書を著した。 リトヴィネンコは、06年11月、何者かに放射性物質「ポロニウム210」を飲まされ、暗殺された。 もちろん、リトヴィネンコの毒殺は、アパート爆破事件FSB犯行説を説いた本書の内容と無関係ではないだろう。→

  • 中年サラリーマン

    ロシア連邦保安庁FSB(ルーツはKGB)の調査員だったリトヴィネンコがベレゾフスキー暗殺の任務を受けたと暴露しロンドンに亡命。その彼がかつていた自分の組織の表裏を著した本。共著になっているのは彼がロンドンでポロニウムによって毒殺されたから。共著だからかたんたんと客観的に綴られている感じがする。しかし、内容はハード過ぎる。あとKGBの組織を守り抜く執念は凄まじいものがある。

  • ロビン

    元FSB(連邦保安庁ーKGBの後継組織のような所)将校で、ロンドンに亡命後放射性物質で毒殺されたリトヴィネンコ氏と、フェリシチンスキー氏の共著。当局ーひいては当時FSBのトップにいたプーチンーがリャザンを始めとした連続爆破テロ事件(死傷者300人以上)を起こしたこと、そのテロをチェチェン人の犯行ということにして二度のチェチェン戦争の口実としたことが暴露されている。FSBとプーチンは権力を得るために戦争を利用し、自国民さえも犠牲にしたのだ。 FSBは組織犯罪グループと関係して要人を誘拐したり暗殺もしている。

  • Marcel Proust

    20年前、エリツィンの汚職の免罪を条件に大統領に就任したプーチンは、自国民を大量に殺害する諜報機関による自作自演のテロを行い、チェチェンへの侵略戦争を開始した。改めて、ロシアにおいて腐敗した諜報機関が暗躍する限り、真の民主化は絶対に訪れないと確信した。2022年ウクライナ侵略戦争を始めた時からプーチンは「おかしくなった」のではなく、20年前から一貫して人命を何とも思わない戦争犯罪者であった。旧KGBが名称変更や組織再編を繰り返して存亡を図り、民主化を徹底的に妨害する様など、ロシア理解に最適の一冊だ。

  • 芋猫

    1999年、露国内での連続爆破テロに対する報復として、露がチェチェンに侵攻して始まった第二次チェチェン紛争。しかしこの連続テロは、侵攻の口実を作るための連邦保安庁(FSB)の自作自演だった…という告発書。著者のリトヴィネンコ氏は、FSBで秘密作戦を担っていた人物で、亡命の2年後に毒殺された。予想とちがい、メディアはテロがFSBの偽装であると記事にしているし、被害に遭った市民が訴訟を起こしてもいる。しかし真相を探る人は殺されるか、仕方なく亡命するしかない。充満する腐臭に辟易して、読むのが遅くなった。

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