アレクサンドル・クプリーン

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猫のユーユー クプリーン短編選 群像社ライブラリー

アレクサンドル・クプリーン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910100135
ISBN 10 : 491010013X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大の動物好きで知られた作家が動物たちの心の声に耳を傾けて生みだした猫や犬を主人公にした作品、貧しい子にも恵まれた子にも優しい目を向けて暮らしのひとこまをとらえた短編、メルヘンや生きるものへの愛にあふれた小品を集めました。20世紀はじめのロシアで社会の片すみに生きるものたちを数多く描いてトルストイやゴーリキイから高く評価され、革命後しばらくパリに亡命したもののロシアへの愛を抱き続けた作家クプリーンのいまもロシアで読み継がれ子どもたちに愛されている文学です。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • buchipanda3

    今でもロシアの人たちに愛されている作家の短編集。エピグラフに「もの憂いの冬の日を、春に変えたくなったなら、クプリーンのふたつのページを、読んでごらん…」という詩人・バリモントの言葉が引用されており、ロシアの冬を生きる人たちに向けた物語は滋味豊かな優しさと温かさに包まれていた。雪に覆われた菩提樹の並木通りや響きわたる雄鶏の声など情景描写も印象深い。犬や猫など動物への愛情を込めた作品もいい。象とテーブルを挟んで食事する場面にフフッと。表題作ではムルン、ムルルーンと鳴くユーユーの愛らしさにすっかり魅了された。

  • プル

    ジャケ買いでしたが、正解でした♪ アレクサンドル・クプリーンの短編を集めた翻訳本。革命後しばらくパリに亡命したもののロシアへの愛を抱き続けた作家クプリーン。いまもロシアで読み継がれ子どもたちに愛されている文学だそうです。各国の子供用の本は、その国の文化を知ることにもなるので、読んで損はないと思います。国境超えても、子供が考えていることは一緒。クスっと、ほんわりと、読んでいて優しい時間になる本でした。

  • かもめ通信

    なんといってもこの装丁!こんな瞳で見上げられたら、思わず手を伸ばしたくなるというものだ。ところがふさふさした毛並みの猫に会いにいく気満々でページをめくると、いきなり登場するのは一歳半になるポインター犬のジャックで、お手伝いさんと一緒に市場に出かけたはいいが、はぐれてしまったあげくなんと誘拐されてしまうのだ。そんなこんなでいまもロシアで読み継がれ子どもたちに愛されているという十三作品を収録した短篇集。優しい気持ちに包まれて、心穏やかになれること請け合いで、就寝前のひとときの読書にもお薦めだ。

  • ののまる

    ほっこり。

  • みのにゃー

    ロシアの著名な作家クプリーンの短編集。図書館でタイトルに「猫」がついていたので借りてみた。猫が出てくるのは表題作のみ。動物や植物・子どもなど、小さいが一生懸命生きている存在を慈しむような話が多い。クリスマスに起こる奇跡のような話が良かった。

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