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ISBN 10 : 4562056177
Content Description
「橋」からたどる移民問題、貧困と格差、治安、そして争いの根源。「橋」はコミュニティを結びつける。そして、同時に分断と選別の道具にもなる。「橋」から見た「今ある世界」を、現地に足を運び、写真に収め、人々の話を聞き、その問題点をあぶり出す話題の書。
目次 : 1 ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルからコソボのミトロヴィツァへ 旧ユーゴスラビア諸国の橋/ 2 ギリシャとトルコの間のエヴロス川 トラキア地方の国境の橋/ 3 ヨルダン川西岸地区とヨルダンの間の橋 ヨルダン川に架かるパレスティナの橋/ 4 モルドバと沿ドニエストル(トランスニストリア)の間の橋 現状維持の橋/ 5 ジョージア(グルジア)とアブハジアの間の橋 凍結した紛争に架かる橋/ 6 タジキスタンとアフガニスタンの間のアムダリヤ川に架かる橋 中央アジアの友好の橋/ 7 豆満江から鴨緑江へ 中国と北朝鮮の間の橋/ 8 アメリカとメキシコの間のリオ・グランデに架かる橋 フェンスに対峙する橋/ 9 シエラレオネ、リベリア、コートジボワールの国境を行く マノ川同盟諸国の橋
【著者紹介】
アレクサンドラ・ノヴォスロフ : パリ第2大学で政治学博士号取得。同大学付属の国際関係分析研究所「チュシディッドセンター」などの研究員として、主に国際連合、平和維持活動を専門とする。紛争後の地域の写真を撮るカメラマンでもある
児玉しおり : 神戸市外国語大学英米学科、神戸大学文学部哲学科卒業。1989年渡仏し、パリ第3大学現代仏文学修士課程修了。在仏邦字紙の編集者を経て、現在はフリーの翻訳家・ライターとして活動。パリ郊外在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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