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紙と人との歴史 世界を動かしたメディアの物語

アレクサンダー・モンロー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562053698
ISBN 10 : 4562053690
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

その発明以来、様々な思想や宗教の運び手となり、東は仏教と共に朝鮮半島を経て日本へ、西はコーランと共にイスラム、アラブを経てヨーロッパへ。聖書も文学も楽譜も、そして政治的声明も、紙が伝えて世界に広がった。メディアとしての紙のあゆみをドラマチックに描く。

目次 : 紙の来た道をたどる マルコポーロが見た紙/ 文字・粘土板・パピルス/ 古代中国の文書/ 紙の起源/ 中央アジアの発掘から/ 東アジアを席捲する紙 文と仏教と紙/ 紙と政治/ 中国からアラビアへ/ 書物を愛でる者たち/ 本を築く/ 新しい音楽/ バグダードからもたらされた紙と学問/ 大陸の分断/ ヨーロッパを翻訳する/ 新たな対話/ 大量に印刷する/ 消えゆく軌跡

【著者紹介】
アレクサンダー・モンロー : ロンドン生まれ。ダラム大学で現代ヨーロッパ言語を学ぶ。2002年中国留学を経たのち、ケンブリッジ大学修士課程で中国語と政治学を専攻。その後、上海のロイター通信で芸術や特集記事を執筆、ロンドンのトラスティッド・ソース社では中国担当の政治リスクコンサルタントだった。2002年にはチンギス・カンのルートを馬でたどる冒険で、キャプテン・スコット協会から冒険者賞を獲得した。2010年度、『紙と人との歴史―世界を動かしたメディアの物語』で英国王立文学協会のノンフィクション部門でジャーウッド賞を受賞した

御舩由美子 : ピアノ教師などを経て、書籍翻訳に携わる

加藤晶 : 上智大学文学部卒。ウォーリック大学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • OKKO (o▽n)v  終活中

    図書館 挫折本 ◆挫折というよりは、ちょっと見込み違い。私の目的とする記述はなかったということ ◆しかし内容は面白いので、いずれ時間ができたら再読したい ◆4月からは「役に立つ本」が中心になっているので、なかなか「楽しむ読書」ができずにいるが、あと9ヵ月ぐらいの辛抱。

  • takao

    ふむ

  • 五十嵐大地

    紙は言葉というあっという間に失われてしまうものを記録し、そして多くの人に知識をもたらした。 但し、より多くの人に自分の考えを伝えられる様になったが考えが曲解されたり、混乱を引き起こす事もより増える様になった。 マルティン・ルターは聖書を翻訳し、より多くの一般人(商人など)が読める様にした。 その一方でルターは「ユダヤ人と嘘について」という本まで出版しており、ルターの出版物の中でも最も忌むべき作品といえるし、ユダヤ人について一層の誤解を深めた要因の一つと言えるだろう。

  • naoto

    紙を中心においた世界史という感じ。中国から中東、ヨーロッパに行き、エピローグではオセアニアに達し、世界一周が完成。文字を媒介する紙というものがなければ、世界の歴史はまったく違ったものになったろう、と思う。偉大なる発明、やっぱりアジア発なんだな。

  • つきもぐら

    とてもおもしろい本。長編で読了に骨が折れるが内容は濃厚。中国、イスラム、ヨーロッパを巡る紙の歴史が大河ドラマのように描かれています。紙が及ぼした情報革命の歴史はIT革命による現代的な変化を読むうえでも役立ちそうです。「反対に、本は私たちに物語、思想、議論、詩を教えるだけでなく、それらを所有することを可能にしてくれる。」

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