手中のハンドボール ガウマル・・・・・・ジョオオオス!

ジョージアから来たテムカにとって、中学校の仲間と立ち上げた「手代木（てしろぎ）中ハンドボール部」は青春の大事な１ページとなった。テムカはそこで何を得て、何を与えたのか。作者である父はテムカの成長の裏に、どのような日本を感じたのか。こんなエピソードがあなたの街にも広がっているのかもしれない…

目次 : 仕事上がりの居酒屋で/ つくばへ/ ハンドボールの始まり/ 部活選び/ 久しぶりの集合/ 木梨先生/ 木梨先生とハンドボール部員たちの出会い/ 必死の勧誘活動/ Ｔｏ　Ｂｅ　ｏｒ　Ｎｏｔ　ｔｏ　Ｂｅ，Ｔｈｉｓ　ｉｓ　ｔｈｅ　Ｑｕｅｓｔｉｏｎ/ 手代木中学校ハンドボール部/ はじめての試合/ 千石コーチがやって来る/ チームの成長、そしてコーチとの別れ/ 中学校の最後の年、手代木ハンドボール部の飛躍/ 最後の大会―ガウマル…ジョオオオス！/ 木梨先生の退職式

【著者紹介】
アレキサンダー・レジャバ : １９６５年ジョージア、トビリシ生まれ。１９９０年トビリシ国立大学卒業。その後、広島大学に留学。１９９６年博士号取得（広島大学、工学部発酵学科）。１９９６〜１９９９年アメリカの大学に勤務。２０００〜２０１２年理化学研究所にて分子診断グループを率いる。現在、シンガポールのゲノム研究所で分子臨床診断部を統括。これまで５０以上の学術論文を発表し、数多くの特許を取得している

ティムラズ・レジャバ : １９８８年ジョージア、トビリシ生まれ。２０１１年早稲田大学国際教養学部卒業。加藤典洋先生に出会い、文学への理解を深める。２０１２年キッコーマン株式会社入社。国内および海外の営業・マーケティング部門所属。２０１５年ジョージアに帰国後、ジョージア・日本間の経済活動に携わる。２０１８年ジョージア外務省入省

児島康宏 : １９７６年福井県生まれ。１９９８年東京大学文学部卒業。２０１０〜２０１３年東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究機関研究員、特任研究員。２０１３〜２０１８年在ジョージア日本国大使館専門調査員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）