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戒厳令

アルベール・カミュ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865784053
ISBN 10 : 4865784055
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“全体主義”の蔓延、それを内面化し/させようとする人間、‥‥その恐怖を描き尽す!!
解説座談=中村まり子+松岡和子(翻訳家、シェイクスピア全訳)+松井今朝子(時代小説家、歌舞伎研究、演劇評論家)

ある夜、彗星の光が町を覆った。数日後、一人の男が女を従えて現れ、町には戒厳令が敷かれる。男の名は――ペスト。共産主義の崩壊とコロナを経た我々は、今、どう読むのか。

■「登場人物“ペスト”が、人類を滅ぼしかねない疫病の擬人化とも読めるし、象徴とも読める‥‥シュールレアリスムだなと思いました。」(松岡)
■「これ、全体主義の話ですよね。ペストというのは、全体主義のメタファーですよ。だから今、ぴったりなんじゃないかと思います。」(松井)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nightowl

    疫病が蔓延する地に降り立った独裁者。町の運命や如何に。話の筋立てはスリリングで今の時代に即した面もあるけれど、コーラスの言葉に戸惑う。台詞部分の熱量から浮いており、かなりの演出家泣かせ。実際の上演でもほぼカット( https://haiyuza.net/past-performances/performance-2-2/kaigenrei/ )。プロローグとエピローグに幽閉された政治犯らしき男の語りを追加し独自色を強くしていた。カミュの中でも怪作にあたるのでは。オペラの原作戯曲と言われれば納得なのに...

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